1億への道・毎日がエブリデイ!

ウニ吉の、ウニ吉による、ウニ吉のための…

再びフランクフルトへ

2006年09月28日 | Weblog
今日はフランクフルトまで移動する。
日本行きの飛行機に今日中に乗るのがベストだけど、
フランクフルト発セントレア行きの便はお昼頃に出発するし、
モンペリエからフランクフルトまでの移動にも
かなりの時間が必要なので、無理だった。

モンペリエを朝9時頃出発し、
電車でマルセーユまで移動し、
そこから飛行機(かなり遅れた!)でフランクフルトに向かう。



ホテルにチェックインして、ちょっとお買い物をして
Kaufhof のセルフレストラン(またかよっ!)で夕食を食べて、
そこからの景色を少しの間楽しんで、
ホテルに戻って、やっとの思いでブログを完成させる。
もう寝よ…。

明日はいよいよ日本に向けて出発だ!

最後のディスカッション終了

2006年09月27日 | Weblog
今日の午前中は、Kob とのディスカッションの後
セミナー発表をする。
聴衆の中に、ウニ吉が勝手にライバル視している
ウニ吉とほぼ同年齢のフランス人がいたので
普段以上に発表に力が入った。

でも、このフランス人、むちゃくちゃ傲慢な奴だ!
(彼の傲慢さは、彼の講演や論文にも現れている。)
ウニ吉の講演にさも興味がなさそうに、
他の論文を読みながら聞いている!
でも、さすがに彼の研究と密接に関連している部分については
しつこく質問してきた。

彼はとても頭が良い。
多分、これまでずっと(パリ時代も)クラスでトップレベルだった
フランスの典型的なエリートなんだろう。
でも、頭が良いからって良い研究ができるなんて限らないからね!
(↑ちょっと負け惜しみ。)

昼食の後、Kob とディスカッションを続ける。
途中、彼が一時間ほど会議に出かけないといけないので
その時間を利用して昔住んでいたマンションや
よく歩いていた散歩道を歩いてみることにした。



まずは、昔住んでいたマンション「Les Olympiades」へ向かった。



この写真正面の5階(だったか?)に住んでいた。



そして、昔よく歩いていた散歩コースへ!



昔と何も変わってない。



そして、ひたすらまっすぐ歩く。



右手には図書館(朝日新聞がある!)、
左手には妻がよく通っていた屋内プールがある。



そして噴水前に到着。
夜になると、ライトアップされてさらに綺麗に見える。



そして散歩道はまだまだ続く。



またまた噴水に到着。
モンペリエには、そこかしこに噴水がある。
この街並みを参考にしようと、
日本から視察団がやってくるそうだ。



そして、「Polygon」(デパート)に到着。



ポリゴンを抜けると、モンペリエの中心である
コメディ広場に出る。
今日は天気が良く、とても暑かった。

夕方、Kob が会議から戻るとディスカッション再開。
今年中にこの研究をまとめて Physical Review Letters の
投稿しようという話になり、どういうストーリーで
論文を書くかについて二人で相談しあった。
そして午後7時半頃、ディスカッション終了!

今日の夜は Kob に用事があるとのことなので
一人で夕食を食べに行こうと思っていたら
van Megen 教授が一緒に行こうと誘ってきた。
せっかくゆっくりと食事ができると思っていたのに…。

何しろ彼は早口だ。
集中していると何とか聞き取れても、
ちょっとぼんやりするとすぐに置いてけぼりにされてしまう。
それでも、食事が終わる頃には(インド料理屋に行った)
リラックスした状態でも自然に会話できるようになっていた。

今日もてんこ盛りの日だった。
これで、今回のヨーロッパ出張の予定が全て終了。
充実した2週間だった。

なぬ?

2006年09月26日 | Weblog


今日から、3年ほど前まで1年間を過ごした
モンペリエ第二大学で Kob とのディスカッションが始まる。



Kob の机は相変わらず散らかっていた。

ディスカッションの前に、
ピサを発って以降インターネットに接続できなかったので
まずはメールをチェックさせてもらった。

ビックリした!
実家にいるはずの妻からメールが届いている!!

昼食の後、Kob が会議のため1時間ほど席を外すので、
その時間を利用してホテルに戻って電話してみた。
実家でいろいろとあったみたいだけど、
それにしてもたった一人で高速道路を3時間以上も
運転するのは初めてのはずだぞ?!
まぁ、無事にたどり着けたようなので安心したけど。
でも、今週末にウニ吉が戻るまで一人で
万吉の世話をしないといけないので心配だなぁ…。
今回はテレビ電話をするための準備をしてきていないし…。

それでも、「大丈夫だから」と言ってくれたので、
気を取り直して午後から Kob とのディスカッションを再開した。
途中、van Megen というオーストラリアの教授がやってきた。
ウニ吉の分野ではとても有名な実験家だ。
とても早口で喋ってくる。
ウニ吉が聞き取れる限界のスピードだった。

夕方、今日の Kob とのディスカッションも終わり、
van Megen 教授と3人で夕食を食べに行くことにした。
向かったのは、モンペリエ中心部にある
Kob お勧めのフランスレストラン。
今日は Kob のおごりのはずだと読んでいたので、
二人が24ユーロの安いコースを頼む中、
ウニ吉だけが34ユーロの高いコース(前菜はフォアグラ!)を頼む。

最近、Kob はこの地方のワインに凝っているらしい。
曰く、

  ボルドーのおいしいワインと同じレベルのワインを、
  10ユーロは安く飲める

らしい。
確かに、彼がチョイスした赤ワインはとてもおいしかった。

料理はというと…、まぁまぁのレベルかな?
ただ、これだけの料金を払ってまでまた来たいとは思わない。
本当においしいと思えるフランスレストランってあまり無いなぁ…。
これまで印象に残っているレストランは

  ボニュー(感動した!でも無くなった?)
  マルセイユのブイヤベース(高い!)
  モンサンミッシェルからの帰りに寄ったレストラン
  カルカッソンヌのレストラン(安くてうまかった)
  メゾン・ラ・ロメーヌ近くの田舎街のレストラン
  サン・マリー・ド・ラ・メールのレストラン

くらいか?

特に、最後のレストランは、モンペリエから50キロ以上
離れているのによく車で通ったものだ。
何しろ、前菜で出てくるムール貝の量が半端じゃない。
一人分だけ注文しても、十分二人で楽しめる。
なので、もう一人の前菜はフィッシュスープを頼むんだけど
これまた量が多くてとても美味しかった。
メインの料理はついでに食べるって感じだった。
それで、デザートまでついて一人たったの15ユーロ。
いつかまた行ってみたいなぁ…。

モンペリエへ

2006年09月25日 | Weblog
ミュンヘン滞在もあっという間に終わり、
今日は最後の目的地であるモンペリエに向かう。

研究の話はほとんど終わっていたので
今日の午前中はゲッツェさんの奥さんと話をしたり、
ゲッツェさんと家の周りの街を散歩したりして、
お昼頃にミュンヘン空港へ向かった。

ミュンヘンからモンペリエまでは直行便が無いので、
まずはマルセイユに向かい、そこから電車でモンペリエへ。
電車の本数が少なく、モンペリエに到着したのは午後8時過ぎ。
ウニ吉ご用達の「flunch」で食事をして、
トラムに乗って大学近くのホテルへ向かう。
このホテルではインターネットに接続できないので、
シャワーを浴びてすぐに寝ることにした。

一日中ディスカッション

2006年09月24日 | Weblog
今日は、食事の時間を除いて、
ひたすら一日中研究のディスカッションをした。
ゲッツェさんの奥さんがあきれて、

  そんなに一日中研究の話ばかりしなくていいのに…

と言ってきたけど、ゲッツェさんがすかさず

  一年ぶりにじかに話すんだから、
  一日に換算すると数分に相当するだけだよ

と応えた。
電子メールのやり取りはよくやっているけど、
やっぱり微妙な部分ディスカッションは
じかに話しながらやるに限るからね。

午前中はゲッツェさんの部屋で、
午後は部屋&近くの森を散歩しながら、
そして夕食後はワインを片手にリビングで
夜遅くまでディスカッションが続いたのであった…。

ミュンヘンへ

2006年09月23日 | Weblog
今日から3日間はミュンヘンのゲッツェさんの家で過ごす。
もともとはホテルで一泊ぐらいしようと思っていたけど、
ちょうどオクトーバー・フェストが始まっていて
ミュンヘンの郊外を含めてホテルは満室状態なので諦めた。
ちなみに、ホテル代をケチる多くのイタリア人は
車でミュンヘンにやってきて、車の中で寝るそうだ。

まずは、ピサのホテルをチェックアウトし、
ケルンまで飛行機で移動する。
(ピサ-ミュンヘン間の直行便はなぜか一ヶ月前から満席だった。)
飛行機に乗って自分の座席に向かうとビックリ!
隣の席に、(ピサの学会に参加していた)
ユーリッヒ大学の Buchner 教授が座っている!!
100人以上も搭乗者がいるのに、何という偶然だろう…。

ゆっくりと本でも読みながらくつろごうと思っていたのに、
一気に緊張状態に突入!
この教授とは、少しだけ話したことがあるけど、
ゲッツェさんやウニ吉の理論に批判的な実験家だ!!

まぁ、それでも、そんな話題にはならずに
終始友好的な雰囲気でいろいろな話ができたのでよかった…。
ウニ吉の最近の仕事についても紹介して
ぜひ論文を教えて欲しいというので教えてあげたけど、
多分読まないだろうなぁ…。

ケルンで Buchner 教授と別れて
ミュンヘン行きの飛行機に乗り換え、
夕方の4時半過ぎにミュンヘン空港に到着。
迎えに来てくれたゲッツェさんとともに街の中心部へ。

本当はゲッツェさんの家に直行する予定だったけど、
ドイツ製の木のおもちゃが欲しいというウニ吉の希望に応えて
今日のうちに行こうということになったのだ。
(次の日は日曜日で店が閉まっているし、
月曜日の昼にはフランスに向けて出発しないといけないので。)

ゲッツェさんの奥さんがあらかじめ調べておいてくれた
ミュンヘン中心部のカールスプラッツにある店で、
なかなか良さそうなおもちゃを2つほど購入した。
ゲッツェさんがついてきたのにも理由があって、
あらかじめプレゼントとして買っておいてくれたものを
ウニ吉が二重に買ってしまわないようにということだった。

おもちゃを買った後はゲッツェさんの家に向かう。
少しの間みんなで談笑した後、
すぐにワインとともに夕食が始まる。
今日は研究の話は一切せずに、
最近あった出来事や子供の話などをしただけだった。

ピサの学会終了!

2006年09月22日 | Weblog
いや~、一人でヨーロッパに来ても本当につまらない!
前回のピサの学会では妻と一緒だったので、
学会期間中でも隣町のルッカに遊びに行ったり、
世界遺産のチンクエ・テッレに行ったり、
学会終了後にはフィレンツェに行ったりしたけど、
今回はひたすらまじめに学会に出ていました…。

学会のことを詳しく書いても仕方が無いので、
印象に残っている出来事を2つだけ書いておこう。

今回の学会参加の主な目的のひとつに、
イタリアの実験グループに
ウニ吉がやった理論的な仕事の内容を説明することがあった。
このグループは世界的にも有名で、
ウニ吉の仕事がモロに関係する実験をしているのだ。

ところが、この実験グループのボスが曲者で、
非常に傲慢な印象を受けた。
ウニ吉が発表しているポスターの前に来てもらって
いざ説明しようとすると、いきなり

  I don't want to hear theoretical "explanation" of
  known experimental results.
  I'm only interestead in new theoretical "predictions".

な~んて言われてしまう。

ウニ吉のポスターは全部でA4用紙15枚からなっているけど、
最初の12枚は、これまでの実験結果がどのようにして
理論的に統一的に「説明」されるのか、
というのが書いてあるんだけど、
そんなことには全く興味が無いよと言われてしまったのだ。
なんちゅう傲慢な奴っちゃ!

幸い、最後の3枚は新しい理論「予想」だったので、
そっちの方には興味を持ってもらえて、

  それは今まで気が付かなかった。
  早速帰ったら調べてみるよ

と言われたので、話した甲斐はあったけど…。
あと、その実験グループの
(ウニ吉と大体同じ年齢の)若い研究者と仲良くなれたのでよかった。

もう1つの印象に残ったできごと。
あるポスターの発表要旨を読むと、ウニ吉が今やっている
計算機シミュレーションとほとんど似たような研究っぽかったので
早速聞きに行ってみることにした。
確かに、ものすごく関連した研究だった。
ただ、そのアメリカ人がやっている研究の対象は、
ウニ吉がやっている対象よりも少し複雑なシステムだった。

その人に、ウニ吉も似たような研究をしていて、
ただし、dumbbell system というもっと単純なシステムでやっている、
という事を伝えると、その人も最近 dumbbell を始めたんだと言う。

どんなシステムですか?ともう少し具体的に聞いてみると、
聞けば聞くほどウニ吉がやっているシステムに似ていることが判明!
そのうち、そのアメリカ人が「あー、もしかして?!」
とごそごそと鞄の中からある論文を取り出した。
ウニ吉が書いた Physical Review Letters の論文だった!

ウニ吉の以前の論文を読んで、
ウニ吉が使い始めたシステムの方が理解しやすいものだから
そのシステムを調べ始めたそうだけど、
たしかにこうなると二人は全く同じシステムを調べていることになる…。
しかも、同じ目標に向かって…。

幸い、いろいろと探りを入れたところ、
ウニ吉の方が解析が進んでいるようだったけど、
何を隠しているかわからないし、油断できないなぁ…。
しかも、ウニ吉の分野ではホットな話題だし…。

とりあえず、お互い連絡を取り合おうということになった。
まぁ、むこうは教授だし、これで何かのコネクションができるかな?
とりあえず、日本に戻ったらさっさと論文を書こうっと!

振り返ってみればあっという間の一週間だったので
それなりに充実していたのかな?


ピサの学会初日

2006年09月18日 | Weblog
まじめに学会に参加しただけの一日なので
特に書くことが無い…。



昼食休憩の時間に、天気がとても良かったので
少し散歩してみることにした。
そして、ウニ吉がピサのベスト・ポジションと思っている場所で
写真を撮ってみた。
相変わらずすごい観光客の数だった。

学会が終わった後、コーヒーを飲んでいると
東大のYさん(初対面)に話しかけられる。
いろいろ話していると、もっと話がしたいということなので、
一緒にレストランに向かうことにした。

以前、ゲッツェさん&妻と、そして
妻&妻のお母さん&その妹と行ったことのあるレストランへ。
レストランでは、ウニ吉の悩み相談室状態だった。

現在博士課程2年のYさんは悩んでいた。
(一度就職しているので、年齢的にはウニ吉とあまり変わらない。)
自分がやりたい研究をするためにパリへ行くか
(ただし、パリに行った後で日本に戻れる保障は無し)、
それともリスクを避けて、不本意ながら日本に留まるか。
日本に留まると助手になれる可能性が高いらしい。)
難しい問題だ。
特に、Yさんは既に結婚しているからね。

日本に戻りたくても戻れないウニ吉の友達の話や
(その人は結婚していて、さらに小さな子供が日本にいる)、
フランスで給料をもらっての
フランスでの生活の現実について話した。
これくらいで行く気が萎える位だったら行かないほうがいいしね。

結局夜の10時頃まで話し込んだ。
久しぶりにワインを飲んだウニ吉は、千鳥足でホテルに戻った。

イライラ road to Pisa

2006年09月17日 | Weblog
今日は、ミュンヘンを経由して、ピサへ移動する日。
朝は気分が良かった。
ホテルの朝食が最高に美味しかったからだ。

でも、朝食以降は、物事がまったくスムーズに進まない
イライラの連続の日だった。

まず、地下鉄に乗って空港まで戻ろうとするけど
なかなか電車がこない。
電光掲示板を見ると、あと12分と書いてあったので
待つことにした。
12分後、やっと電車が来ると思ってたら
今まで「後何分」と表示されていた掲示が急に消えてる!
なんじゃ?と思ってたら、再び「後12分」との表示…。
我慢我慢、ここは日本じゃないんだ…。

やっと電車に乗ったと思ったら今度は信号待ち!
10分以上も止まっていた。
我慢我慢…。

やっと空港に到着してあとはチェックインするだけだー
と思ってチェックイン・カウンターへ向かうと
ものすごい長蛇の列!

ウニ吉得意の割り込みをしたけど、
結局、一時間くらい並んでやっとチェックイン・カウンターへ。
かなり時間に余裕を持ってホテルを出たのに、
もう搭乗時間まで数分しか無い状態だった。
チェックイン・カウンターのおねえさんに、

  もうぎりぎりだから座席番号は
  直接搭乗ゲートでもらってください

と言われる。

悪い予感がした。
搭乗ゲートに向かうと、案の上オーバー・ブッキング。

  どなたか、次の便でもよいというお客様はいませんか?
  現金125ユーロを差し上げます

というアナウンスが流れている。

ウニ吉にも「次の便でもいいですか?」と聞いてくるけど、
ミュンヘンでピサ行きに乗り換えないといけないので
絶対にこの便に乗せてくれと頼んだ。

すると、ビジネスクラスに乗せてくれた。
でも、ぜんぜん嬉しくない。
ヨーロッパから日本に帰る便だとそりゃ嬉しいけど、
たった1時間ちょっとのあいだ乗るだけだしね。
しかも、今回乗る便のビジネスクラスは
エコノミー席と座席は完全に一緒で、
ただ3人席を2人で乗るようにちょっと改造してあるだけだった。

ミュンヘンに到着。
以前に比べて、空港が格段に綺麗になっていた。

もうあとはスムーズにいくかなと思ってたら、
当たり前のように(?)出発が1時間ほど遅れる…。
もう勝手にしてくれという気分だった。

飛行機に乗る。
プロペラ機だった。
ミュンヘン空港には滑走路が2本あるけど、
妻とよく飛行機を見に来ていたほうの滑走路だった。
懐かしい風景を窓越しに見ることができた。

ウニ吉の隣の席に座ったのはパキスタン人のおっさんだった。
あんまり英語がうまく話せないみたいだったけど、
積極的に話しかけてきた。

途中、飲み物が運ばれてきたとき、
このおっさんは水を頼んだ。
スチュワーデスが

  plain or sparkling?
  (ガス無しかガス入りか?)

と聞いてきた。
おっさんはしばし考え込む。
ウニ吉が教えてあげようとしたその時、
おっさんの口から衝撃的な言葉が!

  Cola

そうくるんかいっ!?

ピサの空港に到着。
ここからバスに乗ってピサの中央駅に向かい、
ホテルまで歩いて行く予定だ。

バス乗り場で切符を買おうとしたら、
自販機は「out of service」の表示。
仕方が無いので、運転手さんが来たときに
切符を売ってくれと頼んだ。

「無い」と言われる。
そして続いて「そのまま乗っとけ」と言われる。
こんないいかげんなイタリア万歳!

バスがピサの中心部に近づく。
全く清掃されていない街並みや無造作な車の駐車を見ると
イタリアに来たんだぁーとしみじみ思ってしまう。
何せ、ローマに住んでいた2003年の3月以来だ!
(ちなみに、ピサに来るのはこれが3回目。)

ホテルに到着後、registration と welcome party に参加するため
さっそく学会会場へと向かう。



途中、妻と何度も渡った Mezzo 橋の上から
懐かしい景色の写真を撮る。

もうかなり疲れていたので、
welcome party で何人かの知人と喋った後は
さっさとホテルに戻って寝ることにした。

ウニ吉 in Frankfurt am Main

2006年09月16日 | Weblog
今日から、ピサの学会に参加するためヨーロッパに向かう。
ただ、ちょうど良い接続便が無かったので、
今日はフランクフルトに移動するだけ。

相変わらずセントレアはしょぼい。
おまけに、セントレア発のルフトハンザ便もしょぼかった。
今時、座席の前に個人用テレビが付いていないなんて…。
食事時間以外はひたすら眠っていた。

フランクフルト空港に到着。
電車で中央駅に向かう。



フランクフルト中央駅の写真。
今回は、駅前にある「サボイホテル」に泊まった。
少し休憩した後、散歩に出かけることにした。

中心部に向かって歩く。
途中、ゲーテハウスに寄ってみた。



ミュンヘンに住んでいたころ、イタリアの滞在ビザをもらうために
妻と一緒にフランクフルトに来たことがある。
その時の思い出で覚えているのは、
このゲーテハウスに入ったことと、
マイン川沿いを散歩したことくらい。
フランクフルトにはあまり見所は無い。

少しお腹が空いてきたので、どこかで晩ご飯を食べようと
一人でも入れそうな店を探す。
すると、Kaufhof 発見!
ここのセルフレストランで十分だ。

ウィーナー・シュニッツェル(カツレツみたいなもの)を食べた。
おまけに付いてきたポテトの量が多すぎて残してしまう。
脂っこすぎてちょっと気持ち悪くなってきた。
おぇ。



ただ、このレストランからの見晴らしはよかった。
ヨーロッパの金融の中心都市としての
フランクフルトの高層ビル群が目の前に広がっていた。

疲れてきたのでホテルに戻ることにした。
途中、道端でおっさんが吐いていた。
それを見るとこっちの気分まで悪くなってきた。
おぇ。

そんな感じのヨーロッパの1日目だった。