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ウニ吉の、ウニ吉による、ウニ吉のための…

イライラ road to Pisa

2006年09月17日 | Weblog
今日は、ミュンヘンを経由して、ピサへ移動する日。
朝は気分が良かった。
ホテルの朝食が最高に美味しかったからだ。

でも、朝食以降は、物事がまったくスムーズに進まない
イライラの連続の日だった。

まず、地下鉄に乗って空港まで戻ろうとするけど
なかなか電車がこない。
電光掲示板を見ると、あと12分と書いてあったので
待つことにした。
12分後、やっと電車が来ると思ってたら
今まで「後何分」と表示されていた掲示が急に消えてる!
なんじゃ?と思ってたら、再び「後12分」との表示…。
我慢我慢、ここは日本じゃないんだ…。

やっと電車に乗ったと思ったら今度は信号待ち!
10分以上も止まっていた。
我慢我慢…。

やっと空港に到着してあとはチェックインするだけだー
と思ってチェックイン・カウンターへ向かうと
ものすごい長蛇の列!

ウニ吉得意の割り込みをしたけど、
結局、一時間くらい並んでやっとチェックイン・カウンターへ。
かなり時間に余裕を持ってホテルを出たのに、
もう搭乗時間まで数分しか無い状態だった。
チェックイン・カウンターのおねえさんに、

  もうぎりぎりだから座席番号は
  直接搭乗ゲートでもらってください

と言われる。

悪い予感がした。
搭乗ゲートに向かうと、案の上オーバー・ブッキング。

  どなたか、次の便でもよいというお客様はいませんか?
  現金125ユーロを差し上げます

というアナウンスが流れている。

ウニ吉にも「次の便でもいいですか?」と聞いてくるけど、
ミュンヘンでピサ行きに乗り換えないといけないので
絶対にこの便に乗せてくれと頼んだ。

すると、ビジネスクラスに乗せてくれた。
でも、ぜんぜん嬉しくない。
ヨーロッパから日本に帰る便だとそりゃ嬉しいけど、
たった1時間ちょっとのあいだ乗るだけだしね。
しかも、今回乗る便のビジネスクラスは
エコノミー席と座席は完全に一緒で、
ただ3人席を2人で乗るようにちょっと改造してあるだけだった。

ミュンヘンに到着。
以前に比べて、空港が格段に綺麗になっていた。

もうあとはスムーズにいくかなと思ってたら、
当たり前のように(?)出発が1時間ほど遅れる…。
もう勝手にしてくれという気分だった。

飛行機に乗る。
プロペラ機だった。
ミュンヘン空港には滑走路が2本あるけど、
妻とよく飛行機を見に来ていたほうの滑走路だった。
懐かしい風景を窓越しに見ることができた。

ウニ吉の隣の席に座ったのはパキスタン人のおっさんだった。
あんまり英語がうまく話せないみたいだったけど、
積極的に話しかけてきた。

途中、飲み物が運ばれてきたとき、
このおっさんは水を頼んだ。
スチュワーデスが

  plain or sparkling?
  (ガス無しかガス入りか?)

と聞いてきた。
おっさんはしばし考え込む。
ウニ吉が教えてあげようとしたその時、
おっさんの口から衝撃的な言葉が!

  Cola

そうくるんかいっ!?

ピサの空港に到着。
ここからバスに乗ってピサの中央駅に向かい、
ホテルまで歩いて行く予定だ。

バス乗り場で切符を買おうとしたら、
自販機は「out of service」の表示。
仕方が無いので、運転手さんが来たときに
切符を売ってくれと頼んだ。

「無い」と言われる。
そして続いて「そのまま乗っとけ」と言われる。
こんないいかげんなイタリア万歳!

バスがピサの中心部に近づく。
全く清掃されていない街並みや無造作な車の駐車を見ると
イタリアに来たんだぁーとしみじみ思ってしまう。
何せ、ローマに住んでいた2003年の3月以来だ!
(ちなみに、ピサに来るのはこれが3回目。)

ホテルに到着後、registration と welcome party に参加するため
さっそく学会会場へと向かう。



途中、妻と何度も渡った Mezzo 橋の上から
懐かしい景色の写真を撮る。

もうかなり疲れていたので、
welcome party で何人かの知人と喋った後は
さっさとホテルに戻って寝ることにした。