クリニック便り

尾道市にある小児科・眼科のクリニック,宇根クリニックより。
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4月19日からの感染症情報

2010-04-24 15:40:56 | 感染症情報2010
咽頭結膜熱 溶連菌感染症 水痘 おたふくかぜ インフルエンザA インフルエンザB マイコプラズマ感染症 感染性胃腸炎 手足口病 ヘルパンギーナ 麻疹 風疹 突発性発疹
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マイコプラズマ感染症が減少していました。咳が出て、発熱を伴うこともあり、気管支喘息のあるお子さんは発作の誘因にもなることがあります。
感染性胃腸炎はよこばい傾向。
いわゆる「おなかの風邪」、嘔吐(数時間から半日)・下痢・発熱(1日前後ある人も)を伴うものです。ロタウイルスも検査で数名出ていますが、治療法はほかの嘔吐下痢・感染性胃腸炎と変わりません。対処法は、冬にはやる感染症、嘔吐下痢症を参考にしてください。
夏風邪の一種、手足口病が依然でています。。対処法などはこちらをご参照ください。

インフルエンザAが0例。しばらく出ていません。
迅速診断ではインフルエンザA型であるということだけで、新型かどうかまでは当院では確定診断できません。詳しくはこちらの記事も
おそらく、昨年の夏以降にインフルエンザA型にかかった方々は、新型であろうと思います。

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