ばどばーど

主に神奈備の筑波山を中心にした、里や沼のネイチャーフォト、植物や野鳥たちをご紹介します。写真をクリックすると拡大します。

せら夢公園のブッポウソウ

2019年07月07日 | Weblog
 撮影地は公表しないようにしています。
但し、今回はお世話になった、「せら夢公園」(広島県世羅町黒渕411-13)の、管理責任者・延安 勇氏から、宣伝して下さいと、ご依頼がありましたのでご紹介することにしました。(ホームページで色々案内されています。)
 「せら夢公園」はワイナリーやレストラン・遊具・遊歩道等々も併設された、誰でも楽しめる自然豊かな芦田川源流域の公園です。世羅台地の山里の湿地帯の環境を生かし、貴重な水性植物やトンボや蝶なども沢山みられます。私の見たことのない生態環境でした。特に、2cmに満たないハッチョウトンボやキイトトンボ、絶滅危惧Ⅰ類(CR-EN)のヒョウモンモドキも初めてでした。特に、キイトトンボの飛んでいる姿を撮ろうと動きについて行って見失うことが多かったです。マクロレンズでも持っていれば何とかなったかもしれませんが、私の持っているのは、いつもの400mmのBORGのみですので、鏡筒を伸ばして最短焦点を3mにするのが精一杯でした。
 少し、下ったところで、出来たばかりで口開けのハイドの前で、延安さんにお会いし、目の前にブッポウソウが居ることを教えて頂きました。もっと早く知っていれば時間がとれたのに、ちょっと残念でしたが、何度かシャッターを押すことができました。
 ハイドは木製で窓が大きく2段で、テント地ですが屋根付きでベンチもあります。昨年の巣立ちは7月20日過ぎだったとか、まだしばらくは、エサ運びする親鳥の姿を見ることができるでしょう。
 広島の「NHK News WEB}で7月3日に放送があり、「せら夢公園」のハッチョウトンボが紹介されていました。弟の案内で出かけた自然公園でしたが、時間があれば夢中になって観察している、子供の頃の自分の姿がそこにありました。