群れ伏せる燕幼鳥 秋時雨 潮時 卓
８月がようやく終わります。何か晩秋のような気分で、未だ８月だったかと、そうとう感覚がずれてしまっています。
豊年や 三条刈りの音高し 潮時 卓
コンバインに群がるツバメの数に驚きました。１００羽を超えていたでしょう。そのすべてが今年生まれの幼鳥でした。画像を何枚見ても成鳥の姿はありませんでした。数羽の教育係はいるのでしょうが、確認できませんでした。飛び続ける力が未だないのか、コンバインから運搬用ダンプカーに籾を移している間は、コンバインで砕かれ排出された藁の小山の上に降りて、伏せていました。吐き出されたばかりで、熱を持っていて暖かいのでしょう。
籾運ぶ笑顔再び 田に戻る 潮時 卓
今年は、豊年のようですね。刈りとった籾の量が予想以上のようで、コンバインから移された籾を運ぶ運搬車が往復し、運転する方の声が弾んでいました。
