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海月美紗のしょうかっこう

小確幸とは 小さいけれども確かな幸せ という意味
何気ない毎日の中で見つけた 小さな幸せを記録していきたいと思います

味わい深き狛犬たち①

2025年03月13日 | 神社仏閣

御刀神社(みとうじんじゃ)は、南相馬市鹿島区に鎮座する神社

行方郡延喜式式内社八座のうちの一座ですから、由緒ある神社です

震災時の大津波で鳥居や社殿、境内社などが流され、鎮守の森だけがかろうじて残りました

真新しい鳥居が建ってます

近隣に民家は見当たりません、神社の西側に1軒だけ…

御刀神社は「剣」を祀る神社で、御祭神は経津主神(ふつぬしのかみ)

現在は、木立の中に小さな石祠が建てられています

もともとの社殿の跡地…

大神宮石碑と境内社・八坂神社

西隣のおじさんが出てきて、当時の話をいろいろ教えてくれました

神社のこの木が津波の瓦礫を止めてくれたおかげで、家はなんとか助かったんだ

この辺りにも、あっちの方にも何十軒も家があったんだけど、今はなんにもなくなった

何百年も昔からの大きな木は残ったけど、何十年か前に植えたような木は、みんな根こそぎ流された

なんでオメんちだけ助かったんだ!って言われるけど、家は昔から神社を大事にしてたからね

津波んとき、家の2階は無事だったけど、1階は津波でぶち抜けた

家族で避難してたけど水が引いてから家にもどったら、1階の床の間にこの狛犬がいて、びっくりしたのなんのって…

海岸線まで約1.8km、視界を遮るものはなにもありません

鎮守の森の入口あたりに、ひっそりと狛犬が置かれていました


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