■「十字架のしるし」を行う。
「父と子と聖霊の御名(みな)によって アーメン。」
■1遍誦す。
「天の王、擁護者、真理の霊、
いずこにおいても存在し 万物を満たしたまえる者、
祝福の宝、生命(いのち)の与え主(ぬし)よ、
来たりて 我らの中(うち)に住まいたまえ、
我らを汚(けが)す一切より 我らを浄めたまえ。
ああ 善にてまします者よ、我らの霊魂を救いたまえ。」
■「主祷文」を7遍誦す。
(主祷文)
「天にまします 我らの父よ、
願わくは御名(みな)の尊(とうと)まれんことを、
御国(みくに)の来たらんことを、
御旨(みむね)の天に行わるる如く
地にも行われんことを。
われらの日用(にちよう)の糧(かて)を
今日(こんにち) 我らに与えたまえ。
我らが人に赦す如く、
我らの罪を赦し給え。
我らを試みに引き給わざれ、
我らを悪より救い給え。」
■「天使祝詞」を7遍誦す。
(天使祝詞)
「めでたし 聖寵(せいちょう)充(み)ち満(み)てるマリア
主 御身と共にまします。
御身は女のうちにて祝せられ、
御胎内(ごたいない)の御子(おんこ)イエズスも 祝せられたもう。
天主の御母(おんはは) 聖マリア
罪人(つみびと)なる我らのために
今も 臨終の時も祈り給え アーメン。」
■「栄唱」を7遍誦す。
(栄唱)
「願わくは 父と子と聖霊に栄えあらんことを、
はじめにありしごとく 今もいつも世々(よよ)に至るまで アーメン。」
■「ニケア信経」を1遍誦す。
「我は信ず、唯一の神、全能の父、
天と地、見ゆるもの、見えざるもの すべての造り主を。
我は信ず、唯一の主、
神の御ひとり子イエズス・キリストを。
主は よろず世の先に、父より生まれ、
神よりの神、光よりの光、まことの神よりのまことの神。
造られずして生まれ、父と一体なり、
すべては主によりて造られたり。
主は我ら人類のため、また、我らの救いのために天よりくだり、
聖霊によりて、おとめマリアより御体(おんからだ)を受け、
人となりたまえり。
ポンシオ・ピラトのもとにて、我らのために十字架につけられ、
苦しみを受け、葬られたまえり。
聖書にありしごとく、三日目によみがえり、
天に昇りて、父の右に座したもう。
主は栄光のうちに 再び来たり、
生ける人と死せる人とを裁きたもう、
主の国は 終わることなし。
我は信ず、主なる聖霊、生命の与え主を、
聖霊は父と子よりいで、父と子とともに拝みあがめられ、
また預言者によりて語りたまえり。
われは一(いつ)・聖(せい)・公(こう)・使徒継承の教会を信じ、
罪のゆるしの為なる唯一の洗礼を認め、
死者のよみがえりと、来世の生命とを待ち望む。アーメン。」