(マアト)
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マアト(Ma'at)は、古代エジプト神話の女神。
ラーの娘とされる。
これは肉親という意味合いより
地上を真実の光で照らす太陽の娘という
ラーからの分化と見られる。
セトがオシリスを殺害した時、オシリスと共に冥界に移った。
これ以降、オシリスが死後の楽園アアルを治めるのを手伝っているとされる。
死者の審判において死者の過去の罪を裁くとされた。
アヌビスが計量する天秤の片方に死者の心臓、
もう片方にマアトの羽根を載せる。
この時、心臓が羽根より重い場合は、過去に悪行を犯したということが分かる。
その場合アメミットという怪物に心臓を食べられ、
アアルの野へ行けず永遠に復活できないと考えられていた。
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マアトに供物を献じて誦します。
★「ディ・ン・イ・ウン・ルアク
ブウト・スン・グルグ・ドル・イスフト
ドル・スビウ・ドル・ンフトイウ
フント・イムンット・ンブト・ドウワト
ンブト・プト・ンフト・フル・スアト・ルア
スドムト・スプルウ・スドムト・スンムル(Lの発音)・フウ。」