宮地神仙道

「邪しき道に惑うなく わが墾道を直登双手
または 水位先生の御膝にかけて祈り奉れ。つとめよや。」(清水宗徳)

「鎮心微呪」と生霊(せいれい)

2014年05月16日 | Weblog





|・)宮地神仙道のHPに書かせて頂いたんだい。


|・)ノhttp://gnosis317.web.fc2.com/seirei.htm


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宮地神仙道には 鎮魂や延寿を獲得させる「鎮心微呪」があり、
その解説には 「鎮魂=鎮心」と書かれています。

この「鎮心微呪」には 「生霊(せいれい)を中丹田に収める」という一節が含まれておりまして、
ここで謂われる 「心(しん)」とは いわゆる「心(こころ マインド・ハート)ではなく
「生霊(せいれい)」を指しており、
世間一般で言われる「気を落ち着ける/心を鎮める」という事とは 全くその意を異にしております。


神仙道で言われる「生霊(せいれい)」とは チベット仏教などで謂われる「舎利源」の事であり、
「生霊(せいれい)」は 三魂(四魂)から独立しているのではなく 繋がりをもっており、
日常における衝撃や 種々の原因によって 三魂と共に遊離してしまう事がありますが、
本来 中丹田に鎮まっているべきもので、

「生霊(せいれい)」は肉体の生死に直接関わり 
この「生霊(せいれい)」が 肉体から切り離される事が 「死」であり、
尸解仙は この「生霊(せいれい)」を意思の下に統御できるゆえに 尸解が可能となるのでありまして、

「鎮心微呪」とは 遊離した「生霊(せいれい)」と三魂を丹田に収めさせ
また尸解の段階に向かわしめる法となります。

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コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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ありがたいよね (お疲れ様)
2014-05-16 20:29:32
 何事もコンパス・指針て大事な事なんだよね。
見知らぬ土地や山に登るときに、とにかく
不安なときは、近隣の人や山で行き交う人達
に尋ねて見る。みんな優しく丁寧に応対して
くれるし、すると不安な気持ちも遠ざかり安心して山の頂へ登ることも出来るんだよね。
 私的なことで大変恐縮なんだけど、若い頃
手当たり次第に心霊関連の本ばかり読んでた。
それなりに各宗派の書かれたものは興味は
そそられるんだけどそれ以上進むことは出来ず
そのような折に内なる声が響いてきたんだね。
 これも十人十色だと思うし、それはそれで
いいんだろうしね。でもそのコンパスの如何に
よってはテロリストになったり、集団結婚したり
君子でなくとも危うきには近寄らず・・・・・
な残念な結果になる。要するに各人の
真偽弁別ってことなんだろうけど・・もみの
血と汗と涙の思いが道しるべになればありがたいけどね。
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をじさん いつも感謝ばい|・) (もみ@綾錦)
2014-05-17 06:51:38

|・)…

コンパスが正しくなければ、
前進しているつもりが j実は後退しているとか
全然違う山に登って遭難してしまうとか
致命的な事になりかねないみたい。

道統とは 宮地神仙道における北極星で、
道統の存在を否定したり
「道統には複数の流れがある」と主張する事は
「北」がなかったり 「北」がいくつもあったりして
決して正しく進む可能性がなさそうばい。
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