宮地神仙道

「邪しき道に惑うなく わが墾道を直登双手
または 水位先生の御膝にかけて祈り奉れ。つとめよや。」(清水宗徳)

「土地神や山神を供養する容易な法」

2021年06月22日 | Weblog




土地神や山神は 人間の次元に近い存在であり、
場合によっては 人間に障りや横死や災害をもたらす一方、
祀る事によって 人間に福寿や守護などを与える面もあり、
土地神や山神を供養する事は 非常に重要な事とされています。

焼香するなどして 「般若心経」を7遍読経します。





(回向)

「仏弟子〇〇(ぶつでし 自分の名前)
以誦心経(にしょうしんきょう)
七遍之功徳(しちへんのくどく)
回向給(えこうきゅう)
〇〇地(自分の住まう地域の地名 じ)
土地神和山神(とちしんわさんじん)
願你們福徳(がんにもんふくとく)
威力悉増明(いりきしつぞうみょう)
衆善普臻証菩提(しゅぜんふしんしょうぼだい)
願常擁護於我(がんじょうようごおが)
消除不祥(しょうじょふしょう)
吉祥如意(きっしょうにょい)。」



「宝蔵天女の加持を受ける」


(ア字)

宝蔵天女に礼拝して供物を捧げ、

「ア字」が七宝の宮殿に変成し、
その宮殿の中にある「ア字」が
七宝曼荼羅の瑠璃珠に変成して、
曼荼羅の中の「ア字」が
赤・青・白・緑・黄色の織りあげられた縄床に変じ、
その縄床の上にある「ア字」が 
白い月輪に変成する様子を観じる。

月輪の中にある「ア字」が 如意宝珠に変じ、
その如意宝珠が 
白色の仏身の宝蔵天女に変じる様子を観じ

そして誦す。

「敬礼(きょうらい)
観世音菩薩(かんぜおんぼさつ)。」

敬礼(きょうらい)
地蔵菩薩(じぞうぼさつ)。」

敬礼(きょうらい)
宝蔵天女(ほうぞうてんにょ)。」


3遍誦す。

「微妙殊勝不思議(みみょうしゅしょうふしぎ)
柔嫩香鮮光如日(にゅうどんこうせんこうにょにつ)
眉目端正最稀有(びもくたんせいさいけう)
身膚細滑如兜羅(しんふさいかつにょとら)
口中香気満人間(こうちゅうこうきまんにんげん)
而生睹者忻瞻視(にしょうとしゃきんせんし)
一心欲求如是人(いっしんよくぐにょぜにん)
常加敬慕心不疑(じょうかきょうぼしんふぎ)
雖示世間種種事(すいじせけんしゅじゅじ)
畢竟速成清浄道(ひっきょうそくじょうしょうじょうどう)
能使持者到菩提(のうしじしゃれつぼだい)
相共同修無上道(そうくどうしゅむじょうどう)。」

何遍も誦しながら、
宝蔵天女の左手にある如意宝珠から 光が放たれ、
自己の全身を照らす様子を観じる。

「オン・タラカ・タラカ・ヴィタラニ・スヴァーハー。」


「大黒天より福運を授かる」



大黒天の図像に 供物を捧げて誦します。

何遍も誦す。

「オン・マカキャラヤ・スヴァーハー。」

何遍も誦す。

「ナモ・ラトナ・トラヤーヤ
タドヤター・クンテ・クンテ
クチャレ・クチャレ・イティリ・ミティリ
スヴァーハー。」


3遍か 7遍誦す。
「オン・アモガ・ベイロシャノウ・マカボダラマニ
ハンドマ・ジンバラ・ハラバリタヤ・ウン。」

「般若心経」を読経する。






1遍誦す。

「不生亦不滅(ふしょうやくふめつ)
不断亦不常(ふだんやくふじょう)
不一亦不異(ふいちやくふい)
不来亦不去(ふらいやくふこ)
能説是因縁(のうせつぜいんねん)
漸滅諸戯論(ぜんめつしょけろん)
我稽首礼仏(がけいしゅらいぶ)
諸説中道義(しょせつちゅうどうぎ)
因縁所生法(いんねんしょしょうほう)   
我説即是空(がせつそくぜくう)
亦為是仮名(やくいぜけみょう)   
亦是中道義(やくぜちゅうどうぎ)。」


最後に 福運を授かる為に 具体的に祈願する。


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