(ローマの聖マルガリタ)
■「十字架のしるし」を行う。
「父と子と聖霊の御名(みな)によって アーメン。」
■1遍誦す。
「ああ 聖マルガリタを揺るぎざる信と勇とによりて 奮い立たしめたまいし天主、
こいねがわくば 彼女のとりなしによりて
信仰と 御摂理(みせつり)の中(うち)の
御身への深き愛と信頼とによれる 人生の挑みにおける強さを与えたまえ アーメン 。」
「聖マルガリタ 忠実なる天主のしもべよ 我らの為に祈りたまえ。」
■7個の各珠で「主祷文」と「天使祝詞」を誦す。
(主祷文)
「天にまします 我らの父よ、
願わくは御名(みな)の尊(とうと)まれんことを、
御国(みくに)の来たらんことを、
御旨(みむね)の天に行わるる如く
地にも行われんことを。
われらの日用(にちよう)の糧(かて)を
今日(こんにち) 我らに与えたまえ。
我らが人に赦す如く、
我らの罪を赦し給え。
我らを試みに引き給わざれ、
我らを悪より救い給え。」
(天使祝詞)
「めでたし 聖寵(せいちょう)充(み)ち満(み)てるマリア
主 御身と共にまします。
御身は女のうちにて祝せられ、
御胎内(ごたいない)の御子(おんこ)イエズスも 祝せられたもう。
天主の御母(おんはは) 聖マリア
罪人(つみびと)なる我らのために
今も 臨終の時も祈り給え アーメン。」
■1遍誦す。
「ああ 聖マルガリタに 彼女に信仰ゆえに
苦難をしのぶ為の聖寵(せいちょう)を与えたまいし主よ
こいねがわくば 彼女の模範に従い
我らの一生に対する 御身の御神威(みいつ)の計らいに信頼する中(うち)に
耐え忍び 忠実なる為の聖寵(せいちょう)を 我らに与えたまいて、
我らの試みにおいて 我らが強さを見出さんことを、
我らの主キリストによりて アーメン。」
■最後に再び「十字架のしるし」を行う。
「父と子と聖霊の御名(みな)によって アーメン。」