|・) 「視聴者の皆さん こんにちは
秋元梅子でございます。
本日は
大本本部の 女教主である 紅(くれない)のおばちゃまに
兄を幸せにしてくれる魔術を教えてもらう為に
わたくし 京都の ここ大本本部に来てございます。
それでは参りましょう。」
| 大本本部 |
(出 口 紅)
ζ~( `m´)~ζ |・)
(出 口 紅)
ζ~( `m´)~ζ 「…宮地神仙道の鶏が
いつもとは違う しおらしい様子。
今日は一体 何の用件かしら。」
|・) 「良き伴侶を見つけられずに苦悩している兄を助ける魔法を お教え頂きたい、
兄の幸せのために 大本の力を お借りしたい と…」
(出 口 紅)
ζ~( `m´)~ζ 「…まあ
宮地神仙道の問題児と呼ばれているアナタに
お兄さんがいたのですか?」
|・) 「はい 一人おります。
兄は 売法や霊的商売を 完全に否定していまして
精神世界に自分を売り出すような事をしない人で
神一筋に 生きてきて 優しい人でありますのが
良縁に恵まれず
ついには 妹であるわたくしに 当り散らすようになってしまいまして…
兄が お嫁さんと共に
幸せそうに笑っている姿を見るのが わたくしの願いでございます。」
(出 口 紅)
ζ~( `m´)~ζ 「…ほほ それは大変ね。
幸福な結婚の為には もちろん ある程度のお金が必要です。
これは 金運をもたらす呪文で
いつどんな時でも 何かをしながらでも唱えてよろしいのです。」
★「マーリク・ウル・ムルク。」
(出 口 紅)
ζ~( `m´)~ζ 「…こちらは 愛し合う男女の愛を 更に強める呪文で
朝の時間帯に 愛する人を強く念じつつ360遍誦します。」
★「ヤー・ダーイン。」
|・) 「ありがたく存じます。
それでは 早速 兄に伝えさせて頂きます。」
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| 鉄砲洲稲荷神社 |
|・) 「お兄ちゃま!
お兄ちゃまが幸せになる魔法を 京都より頂いて来ましたの。」
( `m´) 「…どうして 私の人生を こうやって壊しているんですか…?」
|・)
|・) 「お兄ちゃま
また わたくしに八つ当たりされますの?!
もっとお兄ちゃまが 幸せになる為の魔法を探さなくては…
それでは わたくし 鉄砲洲稲荷神社より失礼いたします。」
|ミ サッ!