めぐ里愛じかんへようこそ。
ゆっくりしていってください。
昭和の時代に生まれ
令和の時代を生きる
50代のブログです。
「お茶の間の人気者」テレビのお話。
今どき(お茶の間)とは
言わなくなりましたね(笑)
子どもだった昭和の頃、
茶の間の食器棚と違和感なく
並んでいたテレビ。
木の箱に画面が付いていて
家具のような姿のテレビでした。
もっと幼い頃、朧げですが
木の箱タイプに4本の脚が
付いていた記憶があります。
木の箱に戻ります。
チャンネルの取っ手は
丸い盤に縦にツマミが
付いたもので、
ツマミを持って左右に
カチャカチャと回して、
見たい番組にチャンネルを
合わせるタイプでした。
テレビの上には
誰かのお土産の
鮭を加えた木彫りの熊が
飾ってあり、それと並んで
室内アンテナが置いてありました。
映りが悪くなると、
アンテナを動かして調整。
それでもダメなら
木の箱の側面を彼方此方
バンっ!バンっ!
と叩いて画面映りを戻そうと
していました。
なんともスパルタな
みんなに叩かれて
カワイソウなテレビでした。
チャンネル争いでは兄弟に
いつも負けていました。
なので争いには参加せず
静観していました。
争いがヒートアップすると
勢い余って、取っ手がポーンっ!
と、抜け取れてしまい
それはそれで
壊れた〜っ壊した〜っ
の大騒ぎでした。
昭和の子どもは、
特に道具やモノがなくても
くだらないことで盛り上がれる
世界がありました。
昭和の終盤〜平成には
リモコンが登場していました。
まだまだ後ろに奥行きのある、
ボテッとした姿のテレビでしたが
木の箱に比べればスタイリッシュ
な気分になっていたと思います。
皆、成長してひとり一部屋になり
自分の部屋にも小さいテレビを
置いていました。
チャンネル争いのない
平和な時代が訪れました。
この頃「ビデオテープ」も登場
していました。今でも何本か
テープが保管されているお宅も
あることでしょう。
家庭を持ったあと、地デジの流れで
我が家のテレビも奥行きのない
薄型テレビになり令和に至ります。
テレビは家電の代表格ですが
社会人になり、
自分でテレビを購入する頃には
地方のこの辺りにも既に
郊外に数件の大型家電店が
ありました。
また、今ではクルマの
カーナビ機能で移動しながら
テレビを見ることもできています。
こうした商品は
お正月の初売りの目玉にも
なっていたりしますね。
チャンネル争いでヒートアップ
していた頃とは世界が
全く激変しました。
更に令和の現在、
ネットやYouTubeなどを
閲覧する時間が日常を占め
テレビはあまり観ない時代
とも云われています。
自分も閲覧時間が多い方かと
思いますが、ネットで情報を
取れるのにも関わらず
どうしてか
NEWSと天気予報をセットで
決まった時間にテレビで観ます。
これが家族団欒の場にもなっており
家族の健康確認や翌日の装備確認。
そのようなひと時になっています。
人気順位は維持されないにしても
アナログな昭和世代にとっては
やはりまだ、
テレビ ≒ お茶の間 なのです。
あくまで、私の場合ですが。
振り返ってみれば
社会が激的に変化しています。
このような時代の流れを
生きてきたのが昭和世代。
(自分含め)
本当におつかれさまです。