てんとう虫のティータイム

主人=おやじぃ 長女=カナタ 次女=アサリ 長男=タッチ

日々の事、山登りの事、手仕事の事、野球のお話など

北アルプス・鷲羽岳ほか(後半)

2014-08-29 14:21:30 | 山歩き・高山植物

☆3日目も午前4時に起床して鷲羽岳を目指しました。

天気予報通りお天気は下り坂

Img_2051_2登り初めは登りの辛さだけでしたが

山頂付近にかかったガスの中に入ると強風と雨の戦い顔にあたる風が痛くてまるで修行

こういう状況では写真を撮るどころではないです。

Img_2054Img_2056_2Img_2062下山時、山頂付近にかかった上昇気流のガスから抜けても どんよりとしたガスに覆われる山々

こんな天候の時には雷鳥が姿を現すことがよくありますが、今回は雷鳥に会えませんでした。

やっぱりお天気次第,こういう時はは写真の枚数がグッと減ります。

当日は一日中ガスのかかった中の歩き

そんな中一服の癒しをくれるのは・・・やはりお花

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お花にも癒されますが、宿泊する双六小屋が見えた瞬間もホッとしました。

Img_2065冷え切った体におでんの暖かさがしみました

身体が冷えててもビールは頂きます(^^ゞ

天候不良だったからか1日目と3日目は布団1枚に1人

2日目は布団2枚に3人とゆったり寝ることができました

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         ☆1日目わさび平小屋  2日目三俣山荘   3日目双六小屋

2日目の山小屋の夕食はシカ肉のカレーでした

☆4日目最終日

朝からぐずついた天気、午後から雨が強くなるとの事で山小屋の人達も「早く下りた方が良いです」と宿泊客にアドバイスしていました。

雨の中の下山、時折強い降りでしたがこんな中でもこれから登るという多くの登山者とすれ違いました。

「天気予報は明日も明後日も雨なのに・・・」と他人事ながら心配になります

濡れた岩は滑り易く、男性が捻挫をしたようで足を引きずりながら歩いていました

登りよりも下山の方が怪我も多いそう、下山する時こそ集中し気を使います

Img_1989Img_2073同じ場所から撮った初日の流れ

下山時の流れ

帰宅後山での遭難のニュースが紙面を賑わせていましたが 、本当に天気予報を良く確認して無理せず目的の山へ行けなくても下山することも大切だと改めて感じました。

普段は雄大な景色や高山植物などに癒しをもらい自分自身の気持ちも素直にしてくれる自然ですが、今回の様に牙をむくと大きな力に脅威を感じ魔物になり怖いです。

山では電波がないので基本スマホの電源を切っています。

今回も下山するまでの3日間、甲子園がどうなっているのか? ファイターズの試合結果は?

下界ではどんなニュースがあるのか?

全くの浦島太郎!

今回下山して電源を入れたらメールが数件。 開いてビックリ!!

山に登っている間にタッチが降格していました(>_<)

疲労困憊の疲れた体にダブルのショックで気持ちまでど~~~っと落ち込みました。

今回は筋肉痛も全くなく、今は体も気持ちも元気です!

何はともあれ、今回も3人共無事怪我無く下山できて良かった!

それが何よりです。

 


北アルプス・鷲羽岳ほか(前半)

2014-08-28 22:10:02 | 山歩き・高山植物

Img_1979今年のお盆休みは天候に恵まれませんでしたが12日~15日に3泊で

双六岳(2,860㍍)・三俣蓮華岳(2,841㍍)

鷲羽岳(2,924㍍)を登ってきました。

ここは十数年前に一度登っています。

出発前の天気予報は13日以外にはしぼんだ傘マークがついている(+o+)

今年の夏は雨の日が多い(>_<)

☆1日目は新穂高バスターミナルに午後過ぎに到着。

そこから林道を1時間歩いた、わさび平小屋泊

午前中は雨が降っていたらしく、すれ違う下山してきた人たちは皆疲れ切った様子でした。

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☆2日目は長丁場、早朝3時半起床し4時にはヘッドライトを装着し出発します

2日目の行程は、わさび平→鏡平→双六小屋→三俣山荘

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鏡平で先日行った穂高連峰の槍ヶ岳がハッキリ見えました

前回の岩だらけの荒々しい様子と違って、夏らしい緑の濃い綺麗な景観の中をしばらく登って行きます

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この日の最終目的地ひとつ前の双六小屋 が見えたころには雲に覆われてきました

山小屋に食料など物資を運ぶヘリコプターが視界の良い日を見計らって山小屋を何度も往復していました

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この日宿泊する山小屋は写真右側の鷲羽岳の麓

せっかく登って来たのに一気に下り・・・もったいない気分

ハイジと岳も「明日はあの山に登るんだ~、山道が一直線で厳しい登りになるのかな~?」って。

午前4時から登り初め、三俣山荘に到着したのは午後4時頃

長丁場で疲れた~

小屋の中でも夏山は寒く、ストーブにあたって暖をとりました。

今回は鎖場や垂直の梯子などなく、アップダウンの厳しい山道でしたがカナタは今回ものんびりとマイペースですが頑張って登りました。

後半のお天気が心配です。

 

 


北アルプス・穂岳連峰 最終日

2014-08-01 17:32:45 | 山歩き・高山植物

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最終日は常念岳の向こうに上がるご来光に迎えられスタート

穂高岳山荘→奥穂高岳→前穂高岳→上高地

穂高連峰特有のガレ場はずっと続きます

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北アルプス最高峰の奥穂高岳(3,190㍍)頂上には祠が建っています

穂高連峰の奥には槍ヶ岳、反対を向けばジャンダルム

富士山を始め焼岳・乗鞍・御嶽山・加賀の名峰と言われる白山などお天気に恵まれ色々な山を一望できました。

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奥穂高岳から前穂高岳(3,090㍍)へ。

ここからは、初日泊まった横尾、2日目に宿泊した穂高岳山荘、これから戻る上高地のかっぱ橋まですべてが見えました。

これだけの距離を歩きこの高さまで登り、人間の足って凄い!

いよいよ上高地までの標高差1,700㍍を下ります

Img_2888Img_2890鎖場、垂直の梯子下りなどカナタも頑張りましたが、恐る恐るゆっくりなのでカナタの後は渋滞(+o+)

途中、軽く滑落した女性が自ら救援を頼む電話をしているところに出くわしました。

どうも足を骨折してしまった様でした。

自分で電話できるくらいで他は外傷はないようで、数時間後ヘリコプターが救助に来ていました。

改めて気を付けて慎重に下らなくては!と気合を入れ直しました。

岩場から森林帯に入っても上高地は遠く、歩けども歩けども・・・・

疲れました。

カナタも私も首筋の日焼けがひどく皮がむけてしまいヒリヒリ痛かったし、久し振りにきつ~い筋肉痛で帰宅後2~3日は平坦な道路を歩くのもままならないほどロボット状態でした。

帰宅した日に即テニスをしたおやじぃは化け物です!

ともあれ、怪我無く無事に北アルプスを堪能できてめでたしめでたし(^_-)-☆