南中ソーラン節

今年の夏休みのマングローブの植林ツアーの交流会のときに、
日本の大学生が”南中ソーラン節”とういうものを踊ってくれました。
それは、普通のソーラン節と違って、より激しいもので、ややロック調。
なんでも、テレビの金八先生の中で踊っていたものとか。

もう、一目でうちの学生も私も夢中に
植林から帰ってきてからも、”あ～、どっこいしょ～、どっこいしょ～、ソーラン、ソーラン♪”と口ずさむほど。

そして、今月の初めに、ホーチミンで一番大きい劇場で、とあるイヴェントが行われたのですが、その時のアトラクションの時間にうちの日本学部からも一つアトラクションをださなければならないことに、、、
それを聞いたときに真っ先に私は、「南中ソーラン節を踊ろう！！」と叫んでしまい、それに便乗した学生達と練習を始めることに。

でも、まず音楽も無い、振り付けも分からない、、、

なので、頑張ってインターネットからダウンロードして、
振り付けを日本からの留学生に頼んで教えてもらいました。

発表２週間前に、無事音楽＆振り付けが揃ったので練習開始♪

週に３回やっていたのですが、なんと学生達のほうから
「このままだと間に合わないから、毎日練習しましょう」
と、勉強には見せたことの無いやる気の姿勢が芽生え、
最後の１週間は毎日練習しました。

なにしろ、この曲は１曲踊るだけでも大汗
そして、足は筋肉痛に、、、

前日、ハッピを借りて学生に渡したところ、学生たちは興奮のルツボ
ハイテンションのまま、本番を迎えました。

元から、ベトナムの人は音楽をじっくり聞くということはしないので、音に合わせて踊るとか歌うことが苦手です。
全部、自分のペース。
それが、大興奮の状態だと更にすごいことに、、、

全然、踊りが音楽に合っていません。
なので、全部で１９名で踊ったのですが、１９名の踊りも揃っていません。

でも、踊り終わった後のみんなの感想は、「すっごく楽しかった～」というものだったので、大成功だよね。

写真のように大舞台で大勢の観客に見られてるのに、堂々と楽しく踊れて、さすが本番に強いベトナム人

すっかり味をしめた私たちは、次に舞台で踊れる機会をねらっています。