内容は6/21と同じですが,加筆修正しました.
●かきはじめのきっかけ
「白紙でだしてきたよ」,家に帰ると家族が話を切り出しました.
とある筆記試験を受けてきたようで,その試験問題というのが一見関係のないキーワードをつなげて,一つの文章にするというものでした.
私の家族は文章がかけないわけでもなく,むしろ得意なほうなのですが,とっさの出題に面食らったこととそのキーワードそのものに対する知識が不十分で,うまくつながらなかったようです.
肩を落としている家族に私が励ましのついでに話題にしたのが,「しんぶん」.特に,短い文章で構成する新聞の巻頭のコラムの話をしました.
一見関連のないことをつなげるのが得意なのは,「落語」か「コラム」.
ついでに,即興でこんなふうにつなげればいいのではという例を作ってみました.
肝心のキーワードは失念してしまったのですが,「そうか,そういうふうなやりかたもあるのか」って盛り上がり,家庭は明るさを取り戻したのでした.
後日,このことが頭の片隅に残っていて,「さて,コラムで本当に話の構造ってどうやって構成しているのだろう」と確かめたくなり,実際に分析を思い立ったのです.
分析するっていっても,小学生のように机に隠して,絵を書いてしまっておくっとというのだと続かない.
最低でも夏休みの自由研究くらいに日の目をみないと続かない.
暇を見つけて書きためてたって,整理できないと続かない.
できない理由はバンバン出てくるが,はじめるきっかけがなかなか掴めない.さあどうやって書こうかと思っていたところ,折しもBlogブーム.
私もアカウントは持っていたものの書くことがなかったので,これはいいとテーマに選んだのです.
●なんで産経抄なのか,
実は,家では産経新聞はとっていません.(リンクの許可はもらっています)
コラムだったら,「天声人語」だろうが,と思うかもしれませんが,このコラムでは「構造」がキーワードなんです.
私の関心は短い文章が,巧みな構造で比喩や飛躍論理の入れ替え,擬音擬態などの構造を屈指することで筆者の主張が「スッ」と示されているかです.
その意味では天声人語は主張がストレート過ぎるんです.もちろんこれも,きちんと分析してみないとわからないのですが天声人語はすでにこういうことをやっている人も多いでしょう.天声人語の要約って,今でも夏休みの宿題の定番なんですかね.楽しくないですよね.でも天声人語の方が夏休みの宿題対策サイトとしては喜ばれるかもしれませんね.朝日もいつかはやってみるといいかもしれません.特に夏休みの宿題としては,朝日の方が先生の受けが圧倒的にいいでしょう.なぜって,それは私のBlogを読んでみてくださいませ.
産経抄は産経新聞のオピニオンということもあって
主張ははっきりしていて,いかなる状態からもその状態に持っていくのです.(6/20を読んでみて下さい.内容はここでは取り上げないつもりでも,この日のなんて,いかにもって感じでニコニコしてしまいます.
産経新聞ですから,書かれていることへの批判,賛辞も他紙よりは強くでるでしょう,
しかし,シュプレヒコールのように結論やお題目だけいっても,それだけでは読み手の気は惹きません.
その構造とテクニックに興味を持っています.よい文章もあれば,流しているのもあると
いうことがわかりました.
おかげで全くというほどアクセスがなかったのですが,最近はコンスタントに2桁のアクセスはあるようで,Webサイトよりよっぽと来訪者が多いのでびっくりです.
やってみてわかってきたのは,主張の強い日が5日エッセイが2日でローテーションのようです.が,ときにその中間のような日があって,それがすごいできなのがあるのがまたおもしろい.
●書く内容について
内容の是非ついては,基本的には触れません.内容に関して他のWebサイトBlogなどでの
議論にまきこまれたくないです.
本文の要約でもありません.(要約,翻案だったら了解はもらえないでしょうね)
どういう話の流れになっているのかを見極めるのが目的です.
・話題がどういう切り口からスタートしているか.
・本題に引き出すための,布石(枕)の選定は妥当か.
・接続関係はきちんとつながっているか.
・引用やオーソリティの引っ張りだしかたは効果的か
・筆者の主張を引き出す前提はちゃんと書かれているのか.
・風刺や皮肉を効果的に紛れ込ませることができているか.
●Imodeで読むコラム
産経抄は無料のImodeサイトで公開されていて,暇々に読んでました.
これがおもしろい,新聞一面に書いてある時は自分の視野に文章全体が入っているので,下手をすると
結論の先読みができるのですが,Imodeの場合はスクロールして読む.これが全然違うんです.
先読みができないから,筆者の構造テクニックに簡単にはまってしまうんです.これが,「音」による
語りで先読みができない落語に通じるのかなと思ったのです.
(初めての人に読んでもらいたくてまた少し加筆修正してアップしました)
●かきはじめのきっかけ
「白紙でだしてきたよ」,家に帰ると家族が話を切り出しました.
とある筆記試験を受けてきたようで,その試験問題というのが一見関係のないキーワードをつなげて,一つの文章にするというものでした.
私の家族は文章がかけないわけでもなく,むしろ得意なほうなのですが,とっさの出題に面食らったこととそのキーワードそのものに対する知識が不十分で,うまくつながらなかったようです.
肩を落としている家族に私が励ましのついでに話題にしたのが,「しんぶん」.特に,短い文章で構成する新聞の巻頭のコラムの話をしました.
一見関連のないことをつなげるのが得意なのは,「落語」か「コラム」.
ついでに,即興でこんなふうにつなげればいいのではという例を作ってみました.
肝心のキーワードは失念してしまったのですが,「そうか,そういうふうなやりかたもあるのか」って盛り上がり,家庭は明るさを取り戻したのでした.
後日,このことが頭の片隅に残っていて,「さて,コラムで本当に話の構造ってどうやって構成しているのだろう」と確かめたくなり,実際に分析を思い立ったのです.
分析するっていっても,小学生のように机に隠して,絵を書いてしまっておくっとというのだと続かない.
最低でも夏休みの自由研究くらいに日の目をみないと続かない.
暇を見つけて書きためてたって,整理できないと続かない.
できない理由はバンバン出てくるが,はじめるきっかけがなかなか掴めない.さあどうやって書こうかと思っていたところ,折しもBlogブーム.
私もアカウントは持っていたものの書くことがなかったので,これはいいとテーマに選んだのです.
●なんで産経抄なのか,
実は,家では産経新聞はとっていません.(リンクの許可はもらっています)
コラムだったら,「天声人語」だろうが,と思うかもしれませんが,このコラムでは「構造」がキーワードなんです.
私の関心は短い文章が,巧みな構造で比喩や飛躍論理の入れ替え,擬音擬態などの構造を屈指することで筆者の主張が「スッ」と示されているかです.
その意味では天声人語は主張がストレート過ぎるんです.もちろんこれも,きちんと分析してみないとわからないのですが天声人語はすでにこういうことをやっている人も多いでしょう.天声人語の要約って,今でも夏休みの宿題の定番なんですかね.楽しくないですよね.でも天声人語の方が夏休みの宿題対策サイトとしては喜ばれるかもしれませんね.朝日もいつかはやってみるといいかもしれません.特に夏休みの宿題としては,朝日の方が先生の受けが圧倒的にいいでしょう.なぜって,それは私のBlogを読んでみてくださいませ.
産経抄は産経新聞のオピニオンということもあって
主張ははっきりしていて,いかなる状態からもその状態に持っていくのです.(6/20を読んでみて下さい.内容はここでは取り上げないつもりでも,この日のなんて,いかにもって感じでニコニコしてしまいます.
産経新聞ですから,書かれていることへの批判,賛辞も他紙よりは強くでるでしょう,
しかし,シュプレヒコールのように結論やお題目だけいっても,それだけでは読み手の気は惹きません.
その構造とテクニックに興味を持っています.よい文章もあれば,流しているのもあると
いうことがわかりました.
おかげで全くというほどアクセスがなかったのですが,最近はコンスタントに2桁のアクセスはあるようで,Webサイトよりよっぽと来訪者が多いのでびっくりです.
やってみてわかってきたのは,主張の強い日が5日エッセイが2日でローテーションのようです.が,ときにその中間のような日があって,それがすごいできなのがあるのがまたおもしろい.
●書く内容について
内容の是非ついては,基本的には触れません.内容に関して他のWebサイトBlogなどでの
議論にまきこまれたくないです.
本文の要約でもありません.(要約,翻案だったら了解はもらえないでしょうね)
どういう話の流れになっているのかを見極めるのが目的です.
・話題がどういう切り口からスタートしているか.
・本題に引き出すための,布石(枕)の選定は妥当か.
・接続関係はきちんとつながっているか.
・引用やオーソリティの引っ張りだしかたは効果的か
・筆者の主張を引き出す前提はちゃんと書かれているのか.
・風刺や皮肉を効果的に紛れ込ませることができているか.
●Imodeで読むコラム
産経抄は無料のImodeサイトで公開されていて,暇々に読んでました.
これがおもしろい,新聞一面に書いてある時は自分の視野に文章全体が入っているので,下手をすると
結論の先読みができるのですが,Imodeの場合はスクロールして読む.これが全然違うんです.
先読みができないから,筆者の構造テクニックに簡単にはまってしまうんです.これが,「音」による
語りで先読みができない落語に通じるのかなと思ったのです.
(初めての人に読んでもらいたくてまた少し加筆修正してアップしました)