日々是好日

今日も晴天なり。
どんな日でも、毎日は新鮮で最高にいい日だと思うことにしてます。
ご一緒に如何ですか?

ある出来事

2020-10-01 11:21:26 | シニアライフ

一昨年の夏、遠隔地農場の納屋の前に遊びに来ていた猫の親子です。

黒と白の子猫。初対面でも怖気ずに、近くに寄ってきます。

親猫とは、畑に行くたびに訪れて来て、馴染み深い仲です。

「この子、養子に貰ってくれない?」

「家内の了解を貰わないとね。犬はすきなんだけど!」

こんな会話をしたような気がします。

何時の間にか、三毛猫の親子だけの訪問となった。

「何処かへ、貰われて行ったの?」

断りなしに、連れて帰れば良かったと後悔の念。

・・・・・・

今年の夏の終わり、畑の近所に住む畑の友達、おばさんです。

「この辺を行ったり来たりしていた黒と白の猫、亡くなったの。」

畑に遊びに来る途中、畑の入り口の茂みの中に、その亡骸を見つけたのです。

「知ってるでしょう、あの猫?」

「知ってるのは、子猫の方だよ」

おそらく、あの子猫のお父さん猫だったでしょう。

「お願いが有るんだけど、この猫、畑の隅に埋めさせて欲しいんだけど?」

知らない関係では無いので了解した。

そのおばさん、息子と一緒にシャベルと猫の亡骸を持って訪れた。

柿の木の下に大きな穴を掘って埋葬した。

その時、そのおばさん、猫の大好きな煮干し魚をお供えした。

優しいおばさん親子共々、猫のご冥福を祈った。

 


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