ひろひろの生活日記(LIFE Of HIROHIRO)

パソコン講習とソフト開発をしています。自作小説も掲載しています。ネット情報発信基地(上野博隆)Hirotaka Ueno

不思議なハートの力00042電子の世界⑫

2018年01月30日 10時45分52秒 | 不思議なハートの力(自作小説)「R指定はありません」
不思議なハートの力00042電子の世界⑫

--救出(3)--

暗い。光が差し込まない。
妖精さんが光った。
(何とか回りが見える)
「ゴォォォォゴ」
一歩進めた足の床が沈んだ。
「危ない。止まって」妖精が叫んだ。
真奈美は、踏み出しかけた足を引っ込めた。
(危なかった)
ギリギリ床と一緒に落ちずに済んだ。
「真ん中を避けて、壁の端によって進んだほうがよさそうね」
雅美も真奈美の後に続いて端に寄った。
「もう。きづかれているね。
 どんと来いだ」真奈美は元気付けに言った。
「私も気を付けるね」
そう言って妖精は、1メートル前を進み壁とか床、天井を触り始めた。

天井が落ちたり、壁から槍が出たり、
でも、二人は、何とかかいくぐり進むことが出来た。

「あ!螺旋階段」雅美は言った。
「下に行けるね」真奈美は返事した。
二人と妖精は、階段を静かに降りた。
そして、地下に着いた。
そこには、廊下があり、
両脇に無数の扉が並んでいた。

つづく 次回(救出4)



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

不思議なハートの力00041電子の世界⑪

2018年01月30日 09時51分34秒 | 不思議なハートの力(自作小説)「R指定はありません」
不思議なハートの力00041電子の世界⑪

--救出(2)--

(よおし。出陣)
「雅美は、どうする?」真奈美は尋ねた。
「いい…行く。
 私も友達だから」
「了解
 レイナさん。行ってくるね」
突然、部屋のドアの前が光った。
(何?)真奈美と雅美は、驚いた。
(もう、攻撃はじまったの?)
「はじめまして」光は、答えた。
真奈美と雅美は、目を凝(こ)らした。
光の中には、背中に羽の生えた少女の妖精がいた。
「私は、朋ちゃんの部屋の物の妖精です。
 私が案内します」
光の妖精は答えた。
「ありがとう。
 心強いです。
 じゃ。仕切り直し。
 出陣じゃ」
真奈美と雅美と妖精は、家の外に出た。

そこには、古城がそびえていた。
古城は、灰色の煉瓦(れんが)で出来ていて、
三つの塔が突き出て、下に高い土台がある。
そして、壁は枯れてた蔦(つた)で覆われていた。
入口へは、階段が続いている。
二人と妖精は、警戒して階段を上った。
(何も起こらない。魔女はお昼寝中かな?)
入口に着いた。
入口は、3メートルはある木の扉で出来ていた。
(取っ手があ。呼び鈴も)
まさか、呼び鈴を押すわけもいかず。
真奈美は、取っ手を引いた。
(重い)
「ギィィィー」
鈍い軋(きし)む音がした。
空気が重い。何かカビ臭い。
「気を付けて、
 仕掛けがあるかもです。
 朋ちゃんの居場所は地下よ」妖精は言った。

つづく 次回(救出3)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

不思議なハートの力00040電子の世界⑩

2018年01月30日 08時47分23秒 | 不思議なハートの力(自作小説)「R指定はありません」
不思議なハートの力00040電子の世界⑩

--救出(1)--
「お待たせしました。
 ウイルスの駆除とデータ・プログラムを復元するソフトが
 出来ました。」
レイナは、真奈美にそう言うとディスクを手渡した。
真奈美は、エディに
「このディスクを行先の各ゲイトと発電所にロードして来て、
 そして、赤少年を捕まえたら、貴方の心の力を与えて、
 出来る?」と言ってディスクを渡した。
エディは、「出来ます」と言い飛び出していった。
(赤の跡がある。追跡できる。念のため分散しておこう)
エディは、5人に分身し、ディスクもコピーした。
真奈美は、電気回線を朋子の家へと急いだ。
そして、
「朋子さんのパソコンに着きました。
 ここから敵陣です」
レイナが言った。

そこには、古びた城がそびえたっていた。
真奈美の家は、静かに着地した。
「プシューン」

つづく 次回(救出2)


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

不思議なハートの力00039電子の世界⑨

2018年01月30日 08時05分29秒 | 不思議なハートの力(自作小説)「R指定はありません」
不思議なハートの力00039電子の世界⑨

--ウイルス少年--
真奈美は、赤い顔をした少年に話しかけた。
「どこに行く気なの?」
真奈美の中指に真闇石が光る。
(あれは、宇宙の始まりの女神の持ちもの)少年は、指輪に気づいた。
そして、少し返事を渋ったが、しばらく考えて答た。
真奈美が闇の女神アクテイスの力を持っていると気づいたからである。
「発電所のメインコンピュータでちゅ」少年は答えた。
「何しに行くの」真奈美は、つづけて質問した。
「ウイルスをロードし発電を停止させるためです」
少年は、懐からディスクを取り出した。
(想像どうりだは)真奈美は、思った。
そして、レイナに「解析して」と言い、
ディスクをパソコンに映っているレイナに渡した。
ディスクは、画面の中に吸い込まれた。
「暫くお持ちください」レイナは、答えた。
真奈美は、少年をどうするべきか考えた。
「私たちの味方になりなさい」
そう言い少年の額に指を当てた。
そして、心の中で祈った。
(この少年に、私の心の力を与えたまえ)
指から光が出て少年に伝わる。
少年は、胸のあたりが熱くなるのを感じた。
光は、体全体に伝わり、少年の体は、金色に変わった。
「もう、あなたは、私の電子の精よ。私の分身」
「そう、名前は、エディ」
「エディ。いいこと」
真奈美は、エディに告げた。
「わかりました。
 私は、真奈美さんの分身です。
 心が暖かい。
 ありがとうです。
 私の女神」
エディは、了承した。

つづく(救出) 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

モンゴルの横綱なんっか

2018年01月24日 15時36分57秒 | ***スポーツ応援情報***
日本にいらん。

相撲は、普通のスポーツと違う。

神様、仏様はいる。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大嫌い!!!!

2018年01月17日 16時55分16秒 | 政治
日本もアメリカも韓国も嫌いや!!!!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする