ひろひろの生活日記(LIFE Of HIROHIRO)

パソコン講習とソフト開発をしています。自作小説も掲載しています。ネット情報発信基地(上野博隆)Hirotaka Ueno

0185_神の役職(014)裕也の冒険

2019年12月19日 09時54分30秒 | 裕也・冒険日記(自作小説)
0185_神の役職(014)裕也の冒険
--仏の恩②--
伊豆流罪。
小松原の法難。
極楽寺良観と祈雨対決。
竜の口の法難。
光物の出現にて斬首を免れる。
(逃れた。やっぱりすごい)
裕也が動いても過去が変わるわけがないが、
裕也の動きも込みで過去がある。
佐渡流罪。
裕也は、見守っていた。
裕也の部屋には、暖房の設備がない。
(佐渡に比べれば暖かいのだろう。
 体が暖かいように)裕也は祈った。
熱原の法難。
(このために。これに会わんがために)
裕也に苦痛が伝わる。
(一緒に。共にいます)
声を投げかける。
足の爪の間に竹串を刺されようが耐えた。
(その罪終え終わつて)
何回も念じた。
足には、正座をさせられ厚い石が何段も積まれている。
骨がギシッと悲鳴をあげる。
(もう、罪は終わりましたよ)
石は砕けて崩れだしす。
(もう、痛みはない。
 良く頑張りましたね)
命を掬(すく)う。
安らかに仏に迎えられた。
死を迎える。
その後、処刑される。
そして、大聖人様の涅槃の時。
(浄土に迎えられるのだろうか)弟子の僧侶の声。
裕也に浄土へのお迎えを望む。
(やっぱり南無阿弥陀仏を唱えねば)弟子たちは迷う。
裕也は、促されるように二目となえた。
大聖人様は、死を拒否した。
裕也は、(やっぱり南無妙法蓮華経だ)と思い唱えだす。
(心こそ大切なれ。心あれば扉は開かれる)
 裕也は、(大聖人の命を浄土へ送りたまえ)と念じる。
大白牛車が迎えに来る。
大聖人様は、題目を聞きながら安らかに涅槃された。
つづく 次回(神の役職015)空の体。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 0184_神の役職(013)裕也の冒険 | トップ | 0186_神の役職(015)裕也の冒険 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

裕也・冒険日記(自作小説)」カテゴリの最新記事