ひろひろの生活日記(LIFE Of HIROHIRO)

パソコン講習とソフト開発をしています。自作小説も掲載しています。ネット情報発信基地(上野博隆)Hirotaka Ueno

闇と光の慈愛のコントラスト(75)侵略

2019年12月04日 12時49分53秒 | 闇と光の慈愛のコントラスト(自作小説)
闇と光の慈愛のコントラスト(75)侵略
--侵略(025)闇の種族の崩壊--
イリノイスは、右手を胸のあたりにかざし、
手のひらを天に向けて力を入れた。
手のひらの上には、光が集まり、
それは、だんだん球状になった。
そして、燃え上がる。
まるで小さな太陽のように。
手の平の光の球状が、
燃え上がる小さな太陽に完成された。
闇の村人は反撃して光の村人を2,3人を殺した。
イリノイスは、怒りを覚える。
「我が民を」
またも、呪文を唱え始めた。
「光は、我のもの
 闇の者。光を失い。醜い闇に姿を隠すがいい」
「ダラクーダ。ヤンガラ。ジャクアナ。ダーダーガゴ」
闇の種族は、醜い姿を現す。
太陽の光が闇の種族を包む。
光が闇の種族の身を焦がし始めた。
燃えあがる体。光を避けて天空彼方に飛んで逃げて行くもの。
散り散りになった。
闇の種族は崩壊しつつあった。
アクデシアは、杖を掲げた。
イリノイスの小さな太陽の前に暗い空洞が現れた。
アクデシアは、闇で太陽を飲み込もうとした。
その時、後ろから激痛が走る。
「ううぅぅ」
ロィタのブラハブの剣がアクデシアの背中を貫いていた。
つづく 次回(侵略026)命の息吹。

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