ひろひろの生活日記(LIFE Of HIROHIRO)

パソコン講習とソフト開発をしています。自作小説も掲載しています。ネット情報発信基地(上野博隆)Hirotaka Ueno

0016_満月の夜⑨(儀式)裕也日記.txt

2011年05月04日 10時15分18秒 | 裕也・冒険日記(自作小説)
メンディアは、部屋の中央の石舞台に手と足を鉄の鎖で
縛られていた。
そして、幼い子が一人、剣を持ち構えている。
その顔、手足は黒ずんで鱗(うろこ)が覆(おお)っているようにも
見える。
そして、周りを黒装束(くろしょうぞく)の人々が囲んでいる。
裕也「メンディアをどうする気ですか?」
中央にいる黒装束の男、顔を露(あらわ)にしている。
アドウェ神父が町長と呼んだ男。
名前をアクドナェ。街の町長をしている。
アクドナェ「ようこそ神父
      と あぁ 
      もう一人 異邦人さん
      まあ良い
      黙ってみてるが良い」

アドウェ神父「何をするきだ」
アクドナェ「その異型の子は私の娘だ。
      その子は魔物に選ばれし子だ
      私は、その子を愛している
      この世を魔物の支配する世界にする
      その子が自由に生きれる世界に
      私たちは使いとしての役目を
      やっと果せる時がきた。
      イエスが持つ闇
      それを解放するのだ。」


つづく




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