ひろひろの生活日記(LIFE Of HIROHIRO)

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闇と光の慈愛のコントラスト(66)侵略

2019年11月18日 10時09分45秒 | 闇と光の慈愛のコントラスト(自作小説)
闇と光の慈愛のコントラスト(66)侵略
--侵略(016)エンビの決意--
エンビは、農作業に出ていた。
今日は朝から、アイリスのことを考えて作業が手につかない。
(僕のせいだ。アイリスを連れ出したばかりに、
 こんなことになるなんて、
 只、助けようと思っただけなのに。
 何故か、アイリスに心が魅かれる。
 黒髪に黒い瞳。
 初めて、使いで闇の村を訪ねた時に、
 巡り合った。
 胸がざわつき、ドキドキした。
 アイリスは、親切に僕に接してくれた。
 光の村の農作物を救ってくれた。
 そんな恩人をなぜ。
 それを、家の父は、殺そうとするなんて。
 そんなに、光の神々は偉いのか、
 なぜ、闇の種族を目の敵にするのかわからない。
 その本には、神も人も区別ない。闇も光もない。
 平等に愛して尊重すべきであるとしていた。
 何としてもアイリスを助けねばならない。)
エンビの気持ちは決まった。
エンビは、農作業を終わり家に帰ってきた。
エンビは、隠れてアイリスを見守ることにした。
つづく 次回(侵略017)戦(いくさ)。
 
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