ひろひろの生活日記(LIFE Of HIROHIRO)

パソコン講習とソフト開発をしています。自作小説も掲載しています。ネット情報発信基地(上野博隆)Hirotaka Ueno

闇と光の慈愛のコントラスト(67)侵略

2019年11月18日 13時43分14秒 | 闇と光の慈愛のコントラスト(自作小説)
闇と光の慈愛のコントラスト(67)侵略
--侵略(017)戦①--
闇の種族の村に日が暮れた。
夕食の時間である。
その闇の村外れの森に人影が五体。
ロィタと光の村の若者4人である。
闇の民は、家に入り、外に一人もいない。
(海に近い。川が流れる豊かな平地だ)
(なぜ、こんないい土地にやつらが住んでいるのだ)
(この土地は、光の種族のものだ)
ロィタは、心を落ち着け一息ついて、
「今だ。村に潜入するぞ」
後の4人に指示をした。
そして、5人は、こっそり村に入った。
家から明かりが漏れる。
ロィタは、見つからないように覗いてみた。
食卓を囲んで楽しく話している。
(裕福な土地)
村の中央に空き地が見える。
ロィタは、村を進んだ。
そして、空き地についた。
東側に小屋が見える。
「ギィ。ギィ。ギィ」
ロィタは、小屋に近づき扉を開けた。
中は、真っ暗である。
五人は、中に入った。
そして、手探りで奥に進む。
(何かに触っぞ。)
藁(わら)であんだ袋に手が当たったのである。
穀物を入れたわら袋である。
「よし誰も居ない」
「ことが起こるまで隠れるぞ」
ロィタの手には、しっかりブラハブの剣が握られている。
手は、体は、少し汗が滲(にじ)んでいた。
つづく 次回(侵略018)戦②

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 闇と光の慈愛のコントラスト... | トップ | 「裕也の冒険」ストーリー2... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

闇と光の慈愛のコントラスト(自作小説)」カテゴリの最新記事