0062_魔族の国(006)裕也日記
広場に、高らかにラッパの音が響く。
「パパラッパパ」
「今より闘技を行う。
これは、信仰の強さを問う競技でもある。
優勝者には、王娘と王座を与える」
「裕也 あの隅の席に」黒兵が言った。
広場の一階には、大きな円が中央に描かれていた。
そして、その周りに16対になった2つの椅子が置かれ、
それぞれの椅子に闘技者が座っていた。
裕也の正面には、一つ空いた椅子があった。
つづく
広場に、高らかにラッパの音が響く。
「パパラッパパ」
「今より闘技を行う。
これは、信仰の強さを問う競技でもある。
優勝者には、王娘と王座を与える」
「裕也 あの隅の席に」黒兵が言った。
広場の一階には、大きな円が中央に描かれていた。
そして、その周りに16対になった2つの椅子が置かれ、
それぞれの椅子に闘技者が座っていた。
裕也の正面には、一つ空いた椅子があった。
つづく