今日は娘の誕生日。
19歳になった。
娘が生まれたとき、あまりにも嬉しくて「神様からあたえられるものはすべてもらった!」
という気持ちになったことを今でもはっきりおぼえている。
だから自分にできることは、なんでもしよう!
そう思った。
娘は本当に可愛い赤ちゃんだった。
そして育てやすい子だった。
「笑っているか寝てるかやね」
と言われたほど、起きている間はいつもにこにこしていた。
お兄ちゃんが笑わせると、ゲラゲラ豪快に笑っていた。
本当に可愛い可愛い赤ちゃんだった。
『我が家の福娘』とよんでいた。
みんなにかわいがられてすくすくと育った。
小学生になっても『世界で一番可愛い女の子』と
母はよく言ったものだ。
「おかあさんは、世界で一番可愛いってゆってくれるけど・・・。」
と真剣な顔をして考え込んでいることもあった。
小学校3年生の時
「お母さんに怒られたことがないねんって友達にゆったら
びっくりされてん・・・。」
と言うのでおかしかった。
だっておこられるようなことを何ひとつしなかったからね。
小学校の間、一度も宿題をみてあげたこともなかったけれど、
ちゃんと自分でやっていた。
高学年になると
「お母さん、となりの○○ちゃんはあした調理実習がある。」
って言ったら、エプロンとかお母さんが準備してくれるねんて~
と驚いたように言っていた。
そう、うちの娘はなんでも自分で準備していた。
給食ナフキンを一週間分自分でアイロンをかけていた。
中学校になっても、高校生になっても
クラブもやれば勉強もして、友達も多く、何一つ心配かけられることがなかった。
高校3年生の時には、指定校推薦で希望の大学に入学できることになり、
受験の心配もすることがなかった。
生まれたときから今までずっと
『世界で一番可愛い女の子』だ。
とにかく、元気で生きていてくれさえすればいい
ずっとそう思ってきた。
これからもその思いはかわらない。
これからも、娘のすすむ道が、
希望に満ちたものでありますように。
お誕生日おめでとう!!