出版UD研究会ブログ

本にかかわる仕事をしている人と多様なニーズをもつ読者が、読書のユニバーサルデザインについて考える広場です。

6月15日(土)第59回出版UD研究会のご案内(於:神保町)

2019-05-08 14:19:24 | シーズン7

第59回出版UD研究会
テーマ:文字とユニバーサルデザイン
主催:出版UD研究会
日時:2019年6月15日(土)14時~16時30分(13時30分:受付開始)

プレゼンター:高橋貴子さん(グラフィックデザイナー)
コメンテーター:鳥海修さん(字游工房・書体設計士)、小宮山博史さん(書体設計家・活字書体史研究家)、小畠正彌さん(ダイナコムウェア株式会社コンサルタント)

会場:専修大学神田キャンパス2号館1階101教室
〒101-8425 東京都千代田区神田神保町3-8
最寄り駅:東京メトロ半蔵門線、都営三田線、都営新宿線「神保町」駅出口A2から徒歩3分
東京メトロ東西線、半蔵門線、都営新宿線「九段下」駅出口5より徒歩5分
JR「水道橋」駅西口より徒歩7分

定員:100名(予約制・先着順)
参加費:500円

出版UD研究会では、これまで書体(フォント)について何度か取り上げてきました。
書籍や雑誌など、ほとんどの出版物を制作する際、どんな書体を使うのかについて、編集担当者とデザイナーとの間で日常的に打ち合わせが行われていると思いますが、
さまざまな立場にある読者の特性やニーズを考えたとき、書体デザインについての基本的な知識が必要になってくると考えます。

今回は、長年グラフィックデザイナーとして、おもに書籍のデザインに携わるとともに、指で読む文字である「点字」訳ボランティアや、弱視者向け拡大教科書・拡大図書の制作などを通して、「文字とユニバーサルデザイン」について多角的に考察してきた高橋貴子さんがプレゼンを行います。
そして、文字のスペシャリストである鳥海修さん、小宮山博史さん、小畠正彌さんをコメンテーターとしてお招きし、ご参加の方々と対話形式で研究会を進めていきたいと思います。

★プレゼンター・コメンテーターのプロフィール
<プレゼンター>
◎高橋貴子 たかはし・たかこ
(グラフィックデザイナー/出版UD研究会発起人)
1984年桑沢デザイン研究所卒。自分の仕事が通用しない人たちがいるということを意識し、見えない、見えにくい人たちに向けた本づくりについて日々考察中。2005年に出版UD研究会を発起し、ニーズとテクノロジーをつなぐ役割を担う。NPO法人カラーユニバーサルデザイン機構(CUDO)において、カラーユニバーサルデザイン推奨配色セットの選定に参加。

<コメンテーター>
◎鳥海 修 とりのうみ・おさむ
(有限会社字游工房の書体設計士)
1955年山形県生まれ。字游工房の游書体ライブラリー、株式会社SCREENホールディングス のヒラギノシリーズ、こぶりなゴシックなどベーシック書体を中心に現在まで100書体以上の開発に携わる。字游工房として2002年に第一回佐藤敬之輔賞、ヒラギノシリーズで2005年グッドデザイン賞、2008東京TDC タイプデザイン賞を受賞。著書に、『文字を作る仕事』(日本エッセイスト・クラブ賞受賞)、『本をつくる』(共著)などがある。武蔵野美術大学視覚デザイン学科非常勤講師、京都精華大学客員教授。

◎小宮山博史 こみやま・ひろし
(書体設計家、活字書体史研究家)
1943年東京都生まれ。國學院大学文学部卒。佐藤敬之輔に師事し、書体デザイン・活字書体史研究を仕事の柱として活動。おもに書体史研究に関していくつかの編著に成果を発表している。日・中・韓によるタイポグラフィ研究が最終目的。

◎小畠正彌 こばたけ・まさや
(ダイナコムウェア株式会社コンサルタント)
1942年東京都生まれ。1966年桑沢デザイン研究所ビジュアルデザイン科卒。設備機器メーカー、新聞社、広告会社を経て、総合印刷会社にてDTP黎明期の多言語処理・印刷ワークフローの構築に参加。デザイン学校卒業後はグラフィック・デザイナーとして活字、写真植字、DTPによる印刷を経験してきた。1998年よりダイナコムウェア株式会社に勤務。Web印刷サービス・デジタルドキュメント管理ツール・電子書籍用フォント開発・フォントライセンスの営業・中国文字コード規格GB18030の国内普及窓口等を歴任、現在に至る。

★参加希望の方は、下記情報を書いて、ud59@ud-pub.org までお申込みください。

1:お名前、2:ご職業と (あれば)所属先、3:連絡先(メールアドレスなど)、4:懇親会参加希望の有無をご記入のうえ、メールでお申し込みください。

なお、当日配布する印刷物のテキストデータ事前配布など、必要な配慮をご希望される方はお書き添えください。
※ご希望の内容によっては、ご希望どおりの配慮ができない場合もございます。その場合でも、直接ご連絡申し上げ、あらかじめ可能な配慮についてご相談させていただきます。
※とくに配慮を希望される事項がなければ記入されなくて結構です。

定員は100名としておりますので、受付は先着順とさせていただきます。
参加の可否は返信メールにてご連絡いたしますので、必ずご確認のほどお願い申し上げます。 (返信に1~2日かかる場合がございますので、ご了承ください)

★研究会終了後、会場付近で懇親会を開催いたします。
懇親会参加ご希望の方は、お申し込みの際、必ず「懇親会参加有」とご記入ください。
当日研究会の受付で懇親会費(4,000円)をお預かりいたします。
―ここまで


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