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緋色の欠片 鴉取 真弘

2013-06-18 16:05:29 | 緋色の欠片 
鴉取 真弘(あとり まひろ)

声 - 岡野浩介、幼少時 - 東條加那子(ドラマCD)

年齢=18歳、身長=157cm、血液型=B型、誕生日=8月17日。

守護五家の一人。主人公の先輩。ヤタガラスの子孫。風を操る力を持つ。戦闘では群を抜いた速さで攻撃できる。初対面の主人公に小学生と間違われるほど身長が低く、本人も気にしているため、仲間の間では禁句となっている。体格に反比例して態度は尊大で兄貴分的な存在。子供っぽい言動が多い反面、時折大人びた表情も見せる。本編以外で、言動の幼さは自分の本当の気持ちを隠すためであることを明かした。好きなものはヤキソバパンと(胸の大きな)美女。どんなことがあっても女性には手をあげない主義ゆえ、矛先は主に弟分の拓磨に向けられる。しかし後輩思いなところもあり、まわりのことを見ていないようで実は意外とよく見ている。熱血に見られがちだが結構冷静なときもある。守護者たちはみな幼馴染であるが、特に祐一とは無二の親友。主人公とは軽口を言い合っていることが多い。またバイクマニアでもあり、バイクで大陸横断するという夢を持っている。封印が終わったら両親からバイクを買ってもらえる予定になっており、本人はアメリカに行くと言っている。原則として守護者は玉依の歴史を最低限のこと以外知ることは出来ない約束だが、代々鴉取家の守護者は、古の契りから文献の閲覧・歴史を知ることを義務付けられている。自分の身長を180マヒロンと称している(ドラマCD)。

千年前、玉依姫とともに世界を滅ぼす鬼と闘った三つのカミのひとり、ヤタガラス空疎尊(クウソノミコト)の子孫。生まれ変わりではない。鬼と闘った際、自分だけが生き延びたため、クウソノミコトは自分を責め、罪を償うために千年後に自分の命で今は脆い封印を完成する契約をした。玉依姫は自分の封印の力を分け与え、ヤタガラスはその力を種とし、千年かけて増幅させることとした。千年目の守護者である真弘は封印のために十分な力を備えており、覚醒によって自らの命単独での封印が可能である。また、真弘自身は生まれ変わりではないが、内部にクウソノミコトの意思を潜在させている描写がある。

幼い頃に先代玉依姫の宇賀谷静紀(主人公の祖母)に蔵に連れてこられ、自分の宿命を知る。代々鴉取家の守護者は千年前の玉依姫との契約から、玉依姫が覚醒できず鬼斬丸の封印を遂行できない場合には代わりに生贄となってその命を封印に捧げることになっていた。このときに村人の生贄や言蔵家、守護者、玉依の宿命など自らの置かれた状況についても知ることとなる。その後、自分の死を恐れて村から逃げようとするものの村人総出で追いかけて捕まえられ、静紀から「おまえが逃げればおまえの大切な者はみな死ぬ」と告げられる。その後は自分の宿命を受け入れ、生きることを諦め、自分たちを道具と捉えるようになる。蔵の開け方を知っており、蔵にある書物の内容は大体把握している。

祐一曰く、真弘は「自分のことで他の人に迷惑をかけたくない」ため、自分の抱えるものを自分から話すようなことはめったにない。

小説版では原作と設定が異なっており、真弘はクウソノミコト自身の転生であり、罪を償うために何度も生まれ変わって封印のために命を捧げてきたということになっている。


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