
スウェーデンを代表するピアニスト「Jan Lundgren(ヤン・ラングレン)」の新作は...
母国のスタンダードを集めた『Swedish Standards』(1997年)の続編とも言える「ヨーロピアン・スタンダード」集...♪
■ Jan Lundgren Trio / European Standards (Act, Germany, ACT9482, 2009)
01. Computer Liebe (Ralf Hutter, Emil Schult, Karl Bartos)
02. Les Moulins de Mon Coeur (Michel Legrand, Eddy Marnay)
03. Here, There and Everywhere (John Lennon, Paul McCartney)
04. A Csitari Hegyek Alatt (traditional)
05. Stets I Truure (traditional)
06. Yo Vivo Enamorao (Juan Luis Guerra)
07. Un Homme Et Une Femme (Francis Lai, Pierre Barouh)
08. Reginella (Gaestano Lama, Libero Bovio)
09. Il Postino (Luis Bacalov)
10. September Song (Kurt Weill, Maxwell Anderson)
11. Rosemary's Baby (Krystof Komeda)
12. Wien, Du Stadt Meiner Traume (Rudolf Sieczynski)
13. Pavane - Thoughts of a Septuagenarian (Esbjorn Svensson)
Personnel: Jan Lundgren (p, ep), Mattias Svensson (b), Zoltan Csorsz Jr. (ds, per)
前述『Swedish Standards』がスウェーデンの古民謡集だったので、コチラもヨーロッパの「トラディショナル(いわゆる民謡)集」かと思いきや、いざフタを開けてみれば、
クラフトワークの「01」にはじまり、ミシェル・ルグランの「02」(風のささやき)、レノン&マッカートニーの「03」、フランシス・レイの「07」(男と女)といった現代スタンダードも含むのもので、とっても親しみやすい内容に...(^^)
まずはエフェクトを効かせた(?)「Mattias Svensson(マチアス・スベンソン)」のベースが印象的なフュージョン風8ビート・ナンバー「01」からして、三者とも実にファンキーかつグルーヴィーでカッコ良く、そんな中にも北欧的な美旋律が散りばめられ、完全KO(ノックアウト)状態...(^^)
これまでは同国の某トリオに対し「生ベースにエフェクト(?)そんなんあり得んやろ(!)」と疑問視していたけど、こんな感じならイイかなと思いつつ、別にエフェクトがなくても十分カッコいい気するけど...(^^)
ほかエレピを使った「07」や「09」なんかも面白いけど、個人的にはスウィンギーな「05」とか「10」あたりが好き...♪
ラストの曲だけピアノ・ソロで「なんかイメージ違くね(?)」と思ったら、あぁ...あのヒトの曲でしたか、なるほど...(^^;)(決して悪いと言っているわけではナイ。念のため...^^;)








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