u2の不定期更新日記

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給付型奨学金は怪しい

2016年11月24日 03時55分17秒 | Weblog
返済しなくてもよい給付型奨学金が来年度から始まるようである。 経済的理由で進学出来ない高校生に、進学の機会を与えるということは一見良いことに見える。 しかし、進学した学生全員が一生懸命勉学に励むだろうか?進学したもののアルバイトばかりして、大学に行かないみたいなことがないと言えるのだろうか?
むしろ国が給付型奨学金を実施するのであれば、国立大学の優秀な成績の学生の中で経済的理由から大学で学べない学生の入学金や授業料などを免除することで十分対応出来るのではないか?何も私立大学に通う学生にまで援助する必要があるだろうか?経済的理由で進学が難しい高校生は頑張って勉強して、国立大に入れば良いし、勉強を頑張れずに国立大に入れない高校生は奨学金をそもそも受ける資格がないと思う。
その一方、高齢者や富裕層の中で、若い世代を応援したいと願う人達から寄付を募り、財団を作り、財団が選考して優秀な人材に給付型奨学金を贈るような仕組みを作るのであれば、大いに結構だと思う。その場合、〇〇県出身とか〇〇大学の学生に限るとか、出来るだけ寄付をした人の考えに沿えればなおさら良いと思う。ふるさと納税よりは余程役に立つ寄付だと思う。
国が税金で給付型奨学金を実施するならば、単なるばら蒔きにならないように、最低限共通テストで75%以上の得点をした高校生に限り、大学に入った後にも、一定以上の成績を取ることを最低限の条件とすべきだ。 本気で学びたいなら、必死に勉強しなくてはならない。

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