研究日誌。

大規模なグラフ処理に対してメモリ階層構造を考慮した高性能なソフトウェアを開発。

データの持ち方による実行時間。

2007-12-19 01:32:02 | Weblog
現在までの主な改善点であるデータの持ち方であるが、3パターンほど分けて実験を行った。「[1]グラフを格納する構造体」と、「[2]バケット法に用いるデータを格納する構造体」の2つの関してなのだが、どちらとも構造体の配列を持つほうが効率的であることが分かっている。

1、[1]、[2]ともに構造体の配列で持つ
2、[1]は構造体の配列、[2]はいくつかの配列で持つ
3、[1]、[2]ともにいくつかの配列で持つ

結果として、サイズの大きなグラフデータに関してとても効果的であったといえる。よく考えてみると納得がいく結果なのだが、このように実験をしてみるとより整理ができる。

実行環境は、以下の通りである。
Xeon : Xeon 2.33 GHz / 16 GB Memory
Opteron : Opteron 2.00 GHz / 4 GB Memory

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