研究日誌。

大規模なグラフ処理に対してメモリ階層構造を考慮した高性能なソフトウェアを開発。

Atom で最短路 - その2。

2008-08-21 17:33:38 | Weblog
DIMACS 9th で公開されている 12 種類のグラフに対して、Atom と Xeon の2つのプロセッサで実験してみた。それぞれ以下のようなスペックである。

今までの実験で用いているものとは以下の点だけ変更して実験を行った。
1、距離変数のデータ型を int に。
2、最大ヒープサイズを 10000 に。8000 程度で十分なのだが、余裕をもって。

どちらのマシンも 64bit なのだが、必要メモリ量を第一に考えているので、int にして実行している。他の記事との結果とは異なることに注意が必要である。

○ Xeon
Dell PowerEdge 2900
CPU : Intel Xeon X5460 3.16GHz
メモリ : 48GB
OS : CentOS 5.2 for x86_64

○ Atom
MSI Wind PC
CPU : Intel Atom 230 1.6GHz
メモリ : 1GB
OS : Fedora 9 for x86_64

USA-road-d.USA.gr に関しては、必要メモリ量が 810 MB ほどなので、無理すれば実行できるが、今回は見送った。
不必要なサービスなどを止め、最小構成にしてから望みたいと思う。

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