こ、これは・・・・・。
多分、こうなるだろうな・・・・、とは予想していたものの・・・・・。
朝、食堂に入ったトシ・マドカ・ミイコの三人は、その様子に立ちすくんだ。
とてつもない大混雑。
いきなり、20人も増えたから仕方がないとしても、これは・・・・。
テーブルは、満杯。立って食べてる人もいる。そして、食器返却用のカウンターが返却食器の山になっている。
それを見たトシは、カウンターに近づき
「大丈夫ですか? 何か手伝います?」
積まれた食器の隙間から、厨房に声を掛けた。
「あ、こっちは大丈夫だから、食べるんならさっさと食べてくれ、じゃないと片づけが出来ない」
厨房から返ってきた声に
「分かりました」
返事をして、マドカ達に向き直ったトシに
「だったら、さっさと食うか」
と言って食事を受け取るカウンターへ行き、朝食の乗ったおぼんを受け取った。
カウンター近くの開いているテーブルの一角に三人が座る。
「ちょっと、いいかな?」
食べ始めた三人にワカバが声を掛けた。
「・・・どうぞ」
箸をくわえたまま答えたトシの隣に座る。
「実は、三人に頼みがあるんだけど・・・・」
言いかけて、ちょと一息置いて
「出来れば、別の建物に移ってもらいたいんだけど・・・・」
え?
ワカバの言葉に三人の動きが止まった。
多分、こうなるだろうな・・・・、とは予想していたものの・・・・・。
朝、食堂に入ったトシ・マドカ・ミイコの三人は、その様子に立ちすくんだ。
とてつもない大混雑。
いきなり、20人も増えたから仕方がないとしても、これは・・・・。
テーブルは、満杯。立って食べてる人もいる。そして、食器返却用のカウンターが返却食器の山になっている。
それを見たトシは、カウンターに近づき
「大丈夫ですか? 何か手伝います?」
積まれた食器の隙間から、厨房に声を掛けた。
「あ、こっちは大丈夫だから、食べるんならさっさと食べてくれ、じゃないと片づけが出来ない」
厨房から返ってきた声に
「分かりました」
返事をして、マドカ達に向き直ったトシに
「だったら、さっさと食うか」
と言って食事を受け取るカウンターへ行き、朝食の乗ったおぼんを受け取った。
カウンター近くの開いているテーブルの一角に三人が座る。
「ちょっと、いいかな?」
食べ始めた三人にワカバが声を掛けた。
「・・・どうぞ」
箸をくわえたまま答えたトシの隣に座る。
「実は、三人に頼みがあるんだけど・・・・」
言いかけて、ちょと一息置いて
「出来れば、別の建物に移ってもらいたいんだけど・・・・」
え?
ワカバの言葉に三人の動きが止まった。