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自分の考えを自由に書いていくブログ
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初心者について

2008年09月05日 | ひとりごと
世阿弥の『花鏡(かきょう)』にある言葉で【初心忘るべからず】ということばがある。これは、「なにごともそれを始めたときの真剣な心構えや決心を忘れてはならない」という意味だ。
皆さんも、一度は緊張した経験があるだろう。初めて学校に入学したとき、車を初めて運転するとき、初めて試験を受けたとき・・・etc
皆初めて体験するときは、大なり小なり緊張するものです。しかし段々と、その緊張を忘れてしまう。
緊張を忘れてしまう事を「慣れ」と言います、「慣れ」は心に隙を作りやすくすると言えます。
車の運転を例にすると、運転免許を取ったばかりの者は緊張して慎重に運転するので、比較的に事故を起こしにくいです。
しかし、何十年も運転を続けているベテランドライバーはどうでしょうか?
初心を忘れて慣れてしまってないでしょうか?
慣れれば慣れるほど注意力が散漫になり、事故を起こしやすくなっているでしょう。

自分は、よく人から相談を受けることがあります(パソコン関係が多いですが)。
そのときに思うのですが、相談や質問をしてくる人を2種類に分けることができます。
同じ質問内容でも「○○の方法を教えてくれ」と言う人と、「○○をやってくれ」と言う人です。
この二つはどう違うのでしょうか?
前者「やり方だけを聞いて自分の力で問題解決をしようとしている」
だが後者「他人にやらせて、全く問題を自力で解決しようとする気がない」のだ。
自力で解決しようと思っている者は、必ず伸びる。
しかし何でも人に頼ろうとする者は、何年たっても悪い初心者のままです。                            

《Tomiyama tenyou》          

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