goo blog サービス終了のお知らせ 

花鳥風月猫三昧 Ⅱ

京都にて四匹の猫とマッタリ暮らしています・・・ バオバオ

苦々しい

2014年09月29日 | 食・レシピ
 

2014/09/28

苦々しい

チョコレートに含まれるポリフェノールが美と健康に良いというので、カカオ成分70%のチョコをずっと買っていました。
残り少なくなったので、買い置きしようとスーパーで探したがありません。
しかし、よくよく見ると・・・カカオ成分95%・・・メーカーは違うけどこれは凄い!


・・・真っ黒やな~eye・・・さっそく口に入れてみました・・・
impactにっsign01苦ーsign03

そうなんです!苦いのです。

飲み込むこともできません。(吐き出しもしません)
チョコを舌の上に乗せたまま、ジャムをスプーンに2杯、口の中でブレンドして、やっとの思いで飲み込みました。

一般的なチョコレートの半分は糖質ということですから、カカオ95%が苦いのは当然。
糖質と脂肪が多いので、もちろんムシャムシャ食べるわけにはいきませんが。
ところでカカオ豆はメキシコ辺りでは四千年も前から栽培されていたそうです。
主に飲み物として。
コーヒーなんかと似ていますね。

今にして思うのですが、ずーっと若いころ、この手の経験をした気がします。
それを忘れて苦い思いをした、ということ自体が苦々しい(*_*;


P926192212_3


ドジ!

2010年12月15日 | 食・レシピ

干し柿のお話です。

今年は愛媛県のフルーツショップに注文した愛宕柿8キロが3箱で24キロ届きました

産地のせいか、昨年の宮崎県のよりかなり安めです。

去年、美味しく出来たので、味を占めた同居人は自分も手伝おうと待ち構えていました。

同居人は園芸用の縄に、私がピーラーで皮をむいた柿をぶら下げて、ベランダの去年使用したままの園芸用の棒に吊るそうというわけです。

Pc0736871 2箱分、つまり16キロを吊るしたとたん、棒を支えていたプラスティックのフックが破損して、落ちた一部の柿が割れました。Pc0736891

そこで、私はその柿を洗って傷んだところを切り取り、同居人は丁寧にまた縄にぶらさげました。

そして今度はもっと丈夫な針金を使って棒を高い梁(雨とニャンズの被害を避けるため)に固定し、無事柿は吊るされました。

残りの8キロは明日の仕事です。

あくる日、同じ手順で仕事は順調に進みます。

最後の一本を吊るした時です。

雷が落ちたかと思いました。

ほとんど全ての吊るし柿が落ちたのです。

棒はなんともありません。

ベランダの屋根に固定した針金が延びていました。

縄から抜けた夥しい数の柿が、ヘシャゲて床に飛び散っていました。

もちろん、そこには埃や枯葉、猫の毛などが層をなしています。

同居人は、「最後の一本を吊るすまでは、異常は無かった。」と妙な言い訳をします。

つまり、23キロは支えられたが、24キロは無理だったと言うことでしょうか。

昨日と同じ修復作業です。

但し、数倍の労働です。

私、洗って拭いて、破損部分を切り取ってから「カワセミ」さんを探しに出かけましたよ。

同居人のお楽しみは、私のお苦しみなんですから。

帰ってからベランダを覗いてみると、高い位置に頑丈な針金で固定された物干し竿に、あれこれ工夫の後が見られる吊るし柿がズラリとぶら下がっていました。

あくる日は、ベランダの床を掃いたり拭いたり、数年ぶりの大掃除でしたね。


吊るし柿を作ってみよう

2009年11月22日 | 食・レシピ

Pb171262 この艶やかな熟し柿を見てください!

スプーンですくって口に入れると、とろける甘さと懐かしい香り。

種を包んだゼリーのたっぷり、ツルンとした舌触り。

ああ、美味しい!

この柿は愛知県から送られてきた富有柿が、最後になって熟したものです。

子供の頃、山間の村に一時いたことがあります。

竹ざおの先に付いた二股で、柿の枝を折って食べたのは「久保柿」のような小さな実で、その頃はとても甘く感じましたが。

懐かしさ半分でしょうが、柿を食べないと秋になったような気がしません。

近くに「大枝(オオエ)」という柿の産地がありますが、先日柿を物色しに行ったとき、渋柿の注文を受けていました。

今年はどうも、全国的に不作の年らしく、キロ当たり650円・・・ずい分高値です。

そこでネットで調べたら、何処もかしこも売り切れです。

吊るし柿を作る人は思ったより多いようですね。

ようやく見つけたのが、愛媛県産の「愛宕柿」。

宮崎県の業者が販売元です。

安くはないけど「大枝」のよりましなので10キロ注文しました。

形が似ているから大枝のしぶ柿も愛宕柿かもしれませんね。

(大枝は古来軍事、交通の要所で万葉集にも詠まれた所だそうです。酒天童子が棲んだのもこの大枝山だという説もあります。

注文した柿がさっそく届きました。

Pb211303 これです!

縦10cm 横8cm、一個あたり350gはあり、29個入っていました。

大きなボールに水を貯めながら白い粉(農薬かも?)を洗い落としました。

Pb211314 タオルで水気をふき取ったあと、研ぎたての包丁でクルクル剥いたのがこれ。

皮も実も淡い色味です。

皮が硬いので切れない包丁は滑って危険です。

ピーラーもイマイチでした。

むきたてをチョコッと舐めると甘くはありますが、しっかりシブが舌先をこわばらします。

シブと包丁の金気で人差し指は黒くなってしまいました。

Pb211324

柿の皮は三日間ほど干し、すり鉢で粉にして茶さじ一杯を湯飲みに入れ、お湯を注いで飲むと風邪・感染症の予防になるらしい。

新型インフルにも効き目があるかもね。

Pb211325 前日に購入したシュロ縄のより目に少しのこした小枝を差し込んで、物干しに吊るし、ヤレヤレ^^;

吊るしてみると

「エー!こんなに少ないの?」

柿農家の軒先を思い浮かべてしまいました

17~18日で柿にしわができて茶褐色になったら柿を指で揉みます。

これで柿の中の水分が外に出るそうです。

4~5日後また揉み、むしろで包んで1日置くと白い粉をふくそうですが、むしろがなければしゅろ箒で果肉の表面に傷をつけても良いそうです。

中国では「柿霜」と呼ばれ、この白い粉をかき集めて砂糖代わりにしたそうです。

Pb101100 さあ、これから美味しく変貌するカキさん達を日々眺める楽しみが出来たというものです


花柚子

2009年03月07日 | 食・レシピ

20081204_030 花柚子は一才柚子といわれるように、植えてあくる年の初冬にはもう、可愛い実を付けます。

ところが本柚子は種からだと、実の生るのが10年以上もかかるそうです。

うちの花柚子も一昨年の冬植えたのが、昨年の暮れには思ったより多目の実を付け、か細い木が折れはしないかと心配したものです。

同居人の中に実を全て収穫するのを惜しむのが一人いて、こ20090306_002 れでは干からびてしまうのではないかと心配していましたが、昨日ようやくあきらめたので収穫に至ったというわけです。

収穫した後、水で実をよく洗い、作業用のボールに水を張りガラス壜を入れて沸騰させました。

花柚子を二つに切って絞りますが、その時香りの強い皮の油分も絞ります。

20090306_006壜から絞り汁が溢れるのを心配したのが可笑しいですね。

104ccの収穫でした。

柚子酢の高価なのが分かります。

ウ~~ン、眼の覚めるようなとてもいい香りです。

花柚子は日本の固有種だそうで、海外では柚子はあまり使わないようです。

五月ごろ小さな白い花をつけますが、花言葉は健康美。

20090307_002 昼食の鰹たたき丼の上に柚子の皮を薄く削いで細切りにしたものを載せ、数滴絞り汁をたらすと、ニンニク、ショウガ、柚子のミックスした香りが食欲をそそりました。

ネギを欠かしていたので、湯どおししたオクラの小口切りを添えましたが、ネトネトした食感は悪くなかったです。