何の花でしょう?。怪しい雰囲気ですねえ。
これは「ケシの花」です。麻薬ですね~。
栽培は法律で規制されています。
花びらが散ると、坊主になります(^_^.)。
結構近くに花びらが落ちてたりします(汗)。
ここは、小平の東京都薬用植物園です。新聞に載っていたので見てきました。
西武拝島線「東大和市駅」で下車。
なんと、「ビッグボックス」もありました(^_^.)。
歩いて2分で、すぐに到着です。
この柵の中に「ケシの花畑」があります。
普段は、2重のフェンスの中で栽培されています。花の咲いている時期だけ、特別に外側のフェンスの一部分が開放されます。
写真があまりキレイでないのは、遠くから写しているからです(腕もヘタですが)。
なんだか、とっても花盛り。
赤いケシもありますよ~。
オニゲシ。
八重咲きのものもあります。
柵の外から撮ってみました。こっちの方が雰囲気あるかもしれませんね。
これらの花が見られるのは、東京ではここだけだそうです。
柵の外には、誰でも、植えてもいいケシもあります。
一番有名なのは、ヒナゲシでしょうね。
グビシンソウ(虞美人草)とも呼ばれています。
植えてよいタイプのオニゲシ。オリエンタルポピーです。
アイスランドポピー。
花のキレイさからいうと、やっぱり「植えていい」方が断然キレイですね。
と、いうことで「植えていいケシ」を植えましょう。決して、植えてはいけないケシを植えてはいけませんよ。
ここの植物園の特徴は、「有用」とか「有毒」とか、植物をそういう観点から見ているところでしょう。新鮮。
有毒植物コーナーもあります。
スズランにも毒があります。知りませんでした。全草に毒があり、誤って食べると心臓発作で死亡するそうです(怖)。
クリスマスローズの根っこにも毒があります。これまた誤って食べると心臓発作で死亡するそうです(怖)。
ヤツデの葉っぱを食べると下痢や嘔吐をしたりします。食べないと思いますけど。
有毒コーナー以外にも、あちこちに有毒植物があります(^_^.)。こちらは「シギタリス」です。
アヤメの仲間の「イチハツ」です。こちらも有毒植物です。まあ、食べなきゃいいんあですけどね。キレイですし。
キレイな「ムギナデシコ」。でも有毒。
遠くからでも目を惹いた「アメリカシャクナゲ」。
誤って葉っぱを食べると、運動神経麻痺や呼吸麻痺をおこすそうです。
シロバナムシヨケギク。キレイなのに、すごい名前(^_^.)。
豆の仲間の「エニシダ」です。とってもキレイ。お気に入りです。でも、食べると呼吸麻痺。
トウワタです。嘔吐、不整脈、心臓麻痺。怖いですね。
ルリジサです。とってもキレイな花ですね。
このように、急に有毒なことが判明することもあります。
お勉強になりました。
注意:これを見たからといって、絶対に試しに食べてみたりしないでくださいね。
もちろん、有毒なものばかりではありません。
有用なもので、今回キレイだったのが、シャクヤクです。見頃を迎えていました。
シャクヤクを、沢山まじまじと見たのは初めてです。
香りもなんだか良いですね。
他にも、ベニハナトチノキもキレイでした。
近くで見るとこんな感じです。
あちこちで「シラン」が咲いていました。
ウチの庭にもありますが、とってもかわいい花ですね。
園内のあちこちで咲きまくっていました。しあわせ。