「中学・高校数学のほんとうの使い道」(京極 一樹 著/実業之日本社)
---------
経済誌に取り上げられていて、図書館でも待ち行列が長かったので期待していたのですが、正直言って裏切られました。
数学Ⅲと電気以降の物理が分からなくて文系になった落ちこぼれには到底理解できる内容ではありません。
後でアマゾンで見つけた「私は工学系のシステムエンジニアですが、理系にとっても結構難しい本だと思います。タイトルや帯だけでなく、中身を読んで購入されることを勧めます」という書評を先に読んでおくべきでした。
■内容(「BOOK」データベースより)
「何のためにこんなに『しちめんどくさい』公式を覚えなくっちゃいけないの?」数学が苦手だった多くの方々はそういった感覚を持っていたことでしょう。でもその「何のために」を知れば、数学はとてもおもしろい論理ゲームです。現代社会において、中学・高校で学ぶ数学が「どこでどのように使われているか」をわかりやすく解説しながら、数・公式の不思議な魅力をひも解きます。