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よく運動し、よく寝たので今日はロースにトライしましたが、やはり後半バテました。次回はヒレにします。 — 場所: いもや
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棋譜再生
井山裕太名人に河野臨九段が挑戦していた、第39期名人戦七番勝負の第6局の2日目が10月30日に長野県諏訪市の上諏訪温泉 油屋旅館で行われ、結果は黒番の井山が215手までで3目半勝ちをおさめ、シリーズ成績4勝2敗で防衛、6冠を堅持しました。
以下、松本武久七段による主催新聞社である朝日新聞のネット解説サマリーです。
河野挑戦者が白28と工夫したのに対し、井山名人が29とツケて応えたのが上手い手で、右下の変化はやや黒良しだと思います。
55のツケから66まで華麗なワカレでした。
黒が85と堅めに囲ったのに対して、白88とケシたのが絶妙でした。白96までと利かしては難しい形勢になりました。
実戦は黒101と抜きましたが、踏み込んだ方が良かったかもしれません。
104のケイマに先着して白が打ちやすくなったように思います。そして122が柔軟な一着でした。この手で河野挑戦者が勝利に一歩近づいたように見えました...。
黒127から129が井山名人の渾身の勝負手でした。130と切った手が好手に見えたのですが、131とコウに粘った手が井山名人のさすがの一着でした。そして132とコウダテをケシにいったのが痛恨の敗着でした。
白140の勝負手にたいし、141とツケたのが決め手となりました。これで2箇所を同時に守っています。
今回のシリーズは難解な読み合いの碁が多く、対局者以外が思いつかないような応酬が多く見られました。また両対局者の七番勝負が見たくなるようなシリーズでした。観戦いただきありがとうございました。