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日曜日のコーチ付トレーニングによる筋肉痛から週初の運動はバイクと腹筋に限定。でも何となく退屈。ということで痛みもピークアウトしたようなのでウェイトを使った運動を再開しました。
スクワットで股関節に違和感がはしり、リフティングは動作を失念。ちょっと焦ったかな。
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さて、
火曜日に触れましたが、先週、本因坊を奪取し三冠になったばかりの井山裕太九段が、一週間も経たないうちに碁聖を獲得し、史上最年少で四冠になりました。
その対局を主催新聞社のひとつである新潟日報の記事をもとに振り返ります。
黒11の下ツケに対して、白12、14とナダれ、序盤から激しい戦いとなりました。
白36のコスミツケに対して、黒37とハネた手が機敏でした。
黒43までとなって、黒が主導権を握りました。
白も特に悪手を打っているわけではないので、最初にナダレていった手が結果的には良くなかったように思います。
実戦は58から60と下辺をしっかりと生きたのですが、黒61から63が機敏で黒優勢になりました。
黒71からフリカわって、打てると見た本因坊の判断は素晴らしかったです。
しかし白80から82と逃げだした羽根碁聖の判断が素晴らしかったです。
白98となった形は、かなり白が盛り返したと思います。
黒115とツケた手が結果的に勝着になったと思います。
黒119となって、黒AとBを見合いにされて、白地があまり上手くまとまりません。
結果論ですが、白116では白Cとハネて頑張った方が、難しかったように思います。
白Aと押さえるのは、黒Bから破れてしまいます。
3連勝で井山碁聖の誕生となりました。
今シリーズを通じて、井山新碁聖の判断力が光ったシリーズだったと思います。
第37期碁聖戦をご覧いただきありがとうございました。
【新潟日報 新聞解説 松本武久 七段】
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