マンチャをくずす～大野洋平先生の絵画教室13@Clef

洋画・大野洋平先生の絵画教室3ヶ月目、早くも13回目。



「ふたつのエンカハール」を描く写実も大詰めに。


6月最終土曜日のいの町・カフェギャラリーClefにて。



※いままでの記事はコチラ♪

さーて、本日のにじり寄りは…

【形をとってマンチャくずしを】

僕は今回、しっかりと光と影を表現したくて、思いきって『マンチャ=よごれ』を付け足してみました。


思い切りすぎて、霧中に入ってしまいましたが…

大野先生:
「いいですね。形がキチンととれていれば、うしろのマンチャをくずしてもいいんです。『マンチャくずし』です。ボクが考えました 笑」



一時間、マンチャを足していって光と影を表現できましたが、パシッとしない。とりあえず休憩。



外を眺めたりして目を休ませます。



そして再開！


大野先生:
「更にピントを合わせましょう。出したい部分はえんぴつでゆっくり、ゆっくりなぞったり影をうすーくつけ足してみましょう。」



先生が実演。


「尖ったえんぴつ、硬い芯でなぞって、さらに五段階くらいある影やグラデーションを出すためになぞるんです」

最初に習ったえんぴつでのグラデーションの表現はここで出てきました！



さっそくやってみると、ピントが合ってきました。


大野先生:
「えんぴつですからね、間違っても消せるし、やりなおせるんです。ほら…」

先生は、ご自分の完成された絵を、なんとガシガシと消しゴムで消しだしました(;´д｀)ｵｰﾅﾝﾃｺｯﾀﾊﾟﾝﾅｺｯﾀ！

一同、唖然…(；ﾟДﾟ)

そして先生はシユッシユッとえんぴつやさっぴつを使ってあっという間に修復。神業でした。

唖然として写真撮れませんでした 笑

大野先生:
「直した分だけ、うまくなりますよ」




２ヶ月の予定の課題は順調に終了。実は書き足りなかった僕でしたが「作品ではないですからね、課題ですから。十分みなさんは理解できてますから終わりです。」

そーだった！これは『作品』ではなく『課題』でした！はっとしましたね～(*´ー｀*)




「ふたつのエンカハール」の課題は終了。

次回からは『色のあるもの』をえんぴつで表現します。

クエストする=探求する

スペインの洋画家・アントニオロペスが追及していた生活のリアリズムをクエストしていきます。


【おまけ】

『マンチャ』という言葉、みんなで話しました。仲間内で流行中 笑

「クレフで『マンチャ丼』っていうメニュー出して」

「何入れんの？笑」

「なんか…いろいろ 笑」

「マスター、マンチャカレー頼む！笑」

そんな会話をかわしながらゆっくり時が過ぎていくClefでした。

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大野洋平×洋画サークル


昨年2016年に大野洋平さんの個展がClefで開催したときのイベントページ
高知新聞の記事はコチラ。大野先生の素晴らしき経歴も記載されております(*^^*)

【先生の作品】



※ClefのFacebookページより抜粋




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