はい、いきなりClefオーナーからマンドリンを授与された大野洋平先生の登場です 笑
果てしなきリアリズムの追及は続きます。
いままでの記事はコチラ「絵を描くこと」のカテゴリーです。
※今回の記事は2回分です。
二ヶ月目に突入したリンゴの写実『色をモノクロで描く』も大詰めに入ってきました。
さて、今回はどこまでにじり寄れるのか。
いの町のランドマークと言っても過言ではない天王にそびえ立つClefへ…
【色をモノクロ変換するには写真も有効?】
いまやスマホで写真を撮れば、モノクロにするのは簡単。
『モノクロ写真をそのまま描けばいいんじゃね?』と安易に考えてました…
モノクロに変換すると、赤の部分、影の濃さが強調されます。
ところが、写真を観て描くのと、実物を観ながら描くのは全く別物のようです(^-^;
大野先生:
「確かに写真を使って描くのも有効です。僕ら画家もたまに自分で撮影してやりますよ。ただし、写真だけで描き続けると、『実物を観て描けなくなる』んですよ。」
先生によると、写真を観ながら描くと、べったりした絵になるそうです。2次元を観て、2次元を描くわけですから。
それで、僕が今習っている手法は実物大の『3次元』を2次元にすること。
こちらをしっかり習得すると、どちらでも掛けるようになるのだそうです!おっしゃ、がんばろう!
さて、先生がおっしゃるには、モノクロ写真を観て描くのも勉強になるそうです。ときおり影の濃さがわからなくなったときは、スマホで変換したモノクロ写真をカンニングしながら描きました 笑
【消しゴムは絵具ということを忘れずに】
リンゴの立体感や筋みたいなものがなかなか描けない。
どうしたらえい…(;´д`)
…と、路頭に迷っていたら、先生から生徒さんのS子さんへのアドバイスが聞こえてきました。
大野先生:
「りんごの丸い目に沿って、消しゴムの尖った部分でサッ、サッ、と入れるんです。消しゴムは絵具ということを忘れないで」
ふむふむと耳をダンボにして聞き、やってみました 笑
ふむ、筋的なものが出ますね!
恐る恐る紙を横に縦にしながらRの丸みを入れてみました。いい感じ。
Clefオーナー葉っぱさん(中央)は一足先に完成ということでした。さすがです(^o^)/
僕は後ろのリンゴの影が上手くいきません。次回がんばろう。
この日はここまで。
【次の週…】
若干、影の位置も変わってきましたが今回で完成なるか!?
うーん、後ろのリンゴがうまくいかない。
どうにもならんと悩んでいると、先生が『いーですね、なかなか』と褒めてくれるので、またやる気になります 笑
大野先生:
「だいぶ終わりに近づいてきましたね。終わりに近ければ近い程、3メートルほど離れて何回も観てください」
絵と実物を離れて観てみると・・・影の濃淡がはっきり見えてきます。
更に目を細めると、更に細やかな筋や光が現れてくる。
で、近くで自分の絵を観ると、老眼により霞んで絵が見えなくなるというオチ・・・笑
先生は時折、造語や擬音でをつぶやきます。
大野先生:
「さっぴつで『もやっとさせてモヤ感』を出してください。『モヤみ』です。そんな言葉ないですけどね 笑」
「ククっ!とね、ササっといってください。」
これらの表現が、現場にいると実に解り易くて面白くて和みます( *´艸`)
そして先生のお許しが出て、サインをして完了しました(´・ω・`)
次回はこの絵のおさらい。
短時間でどこまでこのリンゴににじり寄れるか!?
やってみます。
【先生の新作!】
大野先生が、新作を持ってきました。
Clefマスターのお二人を描いたとのこと。
『輪音~ギターを弾く人』
浮遊感と静寂、そしてなんでしょうか、なつかしさがあふれる作品。
(個人の見解です)
感動して、しばし絵画教室を忘れて見入ってしまいました。
ぜひClefで生の絵を見てくださいね(*'▽')
【大野洋平×洋画サークルのご紹介】
昨年2016年に大野洋平さんの個展がClefで開催したときのイベントページ
高知新聞の記事はコチラ。大野先生の素晴らしき経歴も記載されております(*^^*)
【先生の作品】
※ClefのFacebookページより抜粋
先生は漫画もお描きになっていて、絵画教室が終わったあとはペン入れや色をつけています。進捗を見るのも楽しみなんですよ(*´ー`*)
そしてカフェギャラリー・クレフは音楽、生ライブ、レトロゲーム、ギャラリー、ワークショップ等、イベント盛りだくさん!
バックギャモンもできます。
お洒落な雑貨もありますよ♪
そして美味しいケーキの三種盛りもね(*´ー`*)
ケーキは日替わりなんですよ。
カレーがあるときもあります♪激旨す(^0_0^)
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