ものずき烏の無味乾燥?文

ブログ発想 LP/LD/CD コレクション作業 進行中。ジャズばっかしじゃないかと言われたら身も蓋もない。

ホロヴィッツ:スタジオ・レコーディングス’85/イン・モスクワ

2005-12-26 | 音楽 の 紹介

THE STUDIO RECORDINGS 1985 /
IN MOSCOW: Vladimir Horowitz

"The Studio Recordings - New York 1985" 
                                Grammophon(GMR)419_217-1
Schumann: Kreisleriana, Op.16
  ( 1 ~ 8 )
Scarlatti: Sonata In B Minor, K.87 (L.33) /
Scarlatti: Sonata In E Major, K.135 (L.224) /
Liszt: Impromptu "Nocture" In F Sharp Major (1872) /
Liszt: Valse oubliee No.1 /
Scriabin: Etude In D Sharp Minor, Op.8 No.12 /
Schubert: Impromptu In B Flat Major, D935 No.3 /
Schubert, Tausig: 
     Military March In D Flat Major, D733 No.1
Vladimir Horowitz (p)
1985/09
 クラシックですから、インプロヴィゼーションとかアドリブを、露わにしてはいないのですが、ミクロでみれば、演奏家の個性として如実に出ているのでしょう。通の愛好家は、このあたりを聴き分けていると考えます。...為には、静寂な環境で聞き耳をたてて、記憶をも動員して、音楽を聴くことになりそうです。BGMで聞いている、わたしには出来そうもない音楽の聴き方です。
この中で、聴き馴染んでいるのは「軍隊行進曲」となってしまうのですが、ジャズ同様に数多くの楽曲を繰り返し、聴く事が一番なんでしょうね。「クライスレリアーナ」に馴染むくらいでないとクラシックのファンではない。だから、わたしは門外漢。

"Horowitz In Moscow" Grammophon(GMR)419_499-1
Scarlatti: Sonata In E Major, K.380 /
Mozart: Piano Sonata In C Major, K.330 (300h) / 
  Allegro Moderato / Andante contabile / Allegretto 
Rachmaninov: Prelude In G Major, Op.32 No.5 /
Rachmaninov: Prelude In G Sharp Minor, Op.32 No.12 /
Scriabin: Etude In C Sharp Minor, Op.2 No.1 /
Scriabin: Etude In D Sharp Minor, Op.8 No.12 
Liszt, Schubert:
    Soirees De Vienne: Valse-Caprice No.6 /
Liszt: Sonetto 104 Del Petrarca /
Chopin: Mazurka In C Sharp Minor, Op.30 No.4 /
Chopin: Mazurka In F Minor, Op.7 No.3 /
Schumann: Traumerei /
Moszkowski: Etincelles /
Rachmaninov: Polka De W.R.
Vladimir Horowitz (p)
1986/04
 ロシアで生まれたホロヴィッツの、凱旋コンサートとなるのでしょうか、でもまだ社会主義体制の残っていた頃のものです。演奏曲目は、「ラスト・ロマンチック」と似ていますが、ライブはライブでも、クラシックのライブと違って観衆の咳払いが多く混じっているライブです。高級すぎて咳払いはおろか、息もできないのとは違って、このくらいならBGMで流していても、失礼にはあたらないのでは...。このライブは、実際のライブを忠実に記録(レコード)していると思う。観衆の興奮がすさまじい。〆て61分。
 どうでもいいけど、ドイツ・グラムフォンのジャケット・デザインはワン・パターンですね。様式美といえないことはないのですが、門外漢にはとっつきにくさが先立ちます。黄色の地に黒文字、これに赤の線が入ったらドイツ国旗。

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2005/12/26 ものずき烏


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