トルクメニスタンに住んでます。

トルクメニスタンの首都アシガバート(Aşgabat/Ashgabat)での暮らしを綴ります。

の・ようなもの

2017-09-25 21:43:51 | 日記
我が家の近くに立つビル。




石油省だかガス省だか石油ガス省だか、そんなようなもの。
毎晩、緑と紫の間を行ったり来たり。
本物の方も、こんな風に電飾が目まぐるしいのでしょうか。
…んなこたぁないっすね、たぶん。

アジアダがやって来た!ヤァ!ヤァ!ヤァ!

2017-09-22 20:39:30 | 日記
Asian Indoor & Martial Arts Gamesが、今月17日に開幕しました。
こちらでは「アジアダ」という通称で呼ばれています。

■商店の窓に貼られたポスター


右上は公式マーク。左下は公式マスコット。トルクメニスタン固有種の「アラバイ犬」。


職場近くのロータリーにあるモニュメントには、アラバイ犬のフィギュアがいつの間にか。

日本でどれくらい報道されているかはわかりませんが、実は日本からも下記6種目に出場しています。
 フットサル
 レスリング
 ベルトレスリング
 クラッシュ
 ウェイトリフティング
 ダンススポーツ

「ベルトレスリング?」「クラッシュ??」と思った方は、「日本格闘競技連盟」のHPをどうぞ。(http://www.jmaga.org/home.html)

公式HP(https://ashgabat2017.com/)を見ると、9月22日現在、メダル獲得数はトルクメニスタンが175個でダントツ1位。2位イランが66個ですから、IKKOさんでなくても「どんだけー」と言いたくなります。

ただ、街を歩いていても、正直なところ“盛り上がり”は全く感じられません。国際大会が行われているんだ!という高揚感はどこにもなく、いたってフツーの日常が繰り広げられています。

「フツー」の日常あれこれ
1.大会施設周辺は道路封鎖(全ての車両は通行禁止。所によっては歩行者も立ち入り禁止。)
2.大会関係の外国人(選手団、報道陣など)が大会施設外に出る際は、必ずトルクメン人ボランティアが同行。
3.大会期間中、小学校から大学まで全ての教育機関は休み。
4.大学生は「ボランティア」として大会に参加。

最近、ロシアバザールでは大会関係者と見られる外国人と、トルクメン人ボランティア(ジャージを着てネームタグを首から下げているので一目でわかります)をよく見かけます。公共交通機関といえばバスしかなく(路線図&時刻表なし)、英語もほとんど通じないので、現地人の付き添いなしには移動もままならないのは事実ですが、そんな街で国際大会を開くってそもそもどうなのよ…と思ったりもして。

大学生「ボランティア」が何をしているのか詳細は不明ですが、下の写真のようにお揃いのジャージを着てどこかへ向かう光景をしばしば目にします。


一つ明らかなのは、会場の応援要員に駆り出される学生たちが相当数いるということ。レスリング会場の観客席を埋め尽くす「お揃いジャージ集団」をテレビで見たことがあります。トルクメン人選手にとっては「超」ホーム。外国選手にとっては「超」アウェー。
いいんです。大切なのはホスト国。国民の士気を高めること。
アジアダを巡るあれこれ、さらに知りたい方は、ヒューマン・ライツ・ウォッチのHP(英文)にアクセスしてみてください。






落下の王国

2017-09-18 22:07:52 | 日記
今日、帰り道に出くわした光景。




この緑の球体、今までにも道端でぐしゃっと潰れているのを見たことがあり、てっきりテニスボールだと思っていました。果実だったんですね。
さっそく1つ拾って持ち帰りました。
見た目は柑橘系です。


半分に切ってみると、白い液体がじわっと染み出しました。


ものすごくベタベタします。ちょっと舐めてみましたが、苦いだけでした。
でも何となく、砂糖漬けなんかにしたら食べられるんじゃないだろうか…とも思いました。

こんな風になっていたのが落ちてきたんですね。
前ばかりでなく、時には上を見ることも大切だなと思わされる出来事でした。





甘い生活

2017-09-15 21:17:27 | 日記
バザールやスーパーなどに行くと、寿司桶くらいのサイズの巨大ホールケーキをよく目にします。

■ロシアバザールで売られているケーキ


質より量!を強く主張するその姿は、見るからに大味で甘そうです。そして、たまに見かけるカットケーキもまた、日本の2倍近くはあり、これまた「質より量!」な感じです。きっと見た目通りのただ甘いだけの味なんだろうけど、一度は試してみたいと思っていたところ、昨日ついに、僥倖を得ました。

午後、ノックとともにトルクメン人職員がオフィスに入って来て、何やら話してからこのケーキをくれました。誰かの誕生日だったのでしょうか?





とにかくあまりの大きさに度肝を抜かれたのですが、比較画像でその大きさが伝わるでしょうか。
 
一口食べると、予想通りの味。
甘い。甘い。ただ甘い。
バタークリームと思われますが、こってりとした甘さで喉は焼けるようです。
スポンジは、ぱさぱさ・ぼそぼそ。まさに乾いたスポンジを咀嚼しているよう。せめてこの半分の厚さだったなら、口の中でクリームといい感じに混ざっただろうに、悲しいかなスポンジの主張の方が圧倒的に勝っています。

「食べられるものは捨てない」を信条にしている私ですが、すみません、こればっかりは無理でした。これ以上食べたら、確実に胸やけを起こす気がしたのです。ビニール袋に入れ、家に持って帰ってこっそり捨てました。