トルクメニスタンに住んでます。

トルクメニスタンの首都アシガバート(Aşgabat/Ashgabat)での暮らしを綴ります。

甘い生活

2017-09-15 21:17:27 | 日記
バザールやスーパーなどに行くと、寿司桶くらいのサイズの巨大ホールケーキをよく目にします。

■ロシアバザールで売られているケーキ


質より量!を強く主張するその姿は、見るからに大味で甘そうです。そして、たまに見かけるカットケーキもまた、日本の2倍近くはあり、これまた「質より量!」な感じです。きっと見た目通りのただ甘いだけの味なんだろうけど、一度は試してみたいと思っていたところ、昨日ついに、僥倖を得ました。

午後、ノックとともにトルクメン人職員がオフィスに入って来て、何やら話してからこのケーキをくれました。誰かの誕生日だったのでしょうか?





とにかくあまりの大きさに度肝を抜かれたのですが、比較画像でその大きさが伝わるでしょうか。
 
一口食べると、予想通りの味。
甘い。甘い。ただ甘い。
バタークリームと思われますが、こってりとした甘さで喉は焼けるようです。
スポンジは、ぱさぱさ・ぼそぼそ。まさに乾いたスポンジを咀嚼しているよう。せめてこの半分の厚さだったなら、口の中でクリームといい感じに混ざっただろうに、悲しいかなスポンジの主張の方が圧倒的に勝っています。

「食べられるものは捨てない」を信条にしている私ですが、すみません、こればっかりは無理でした。これ以上食べたら、確実に胸やけを起こす気がしたのです。ビニール袋に入れ、家に持って帰ってこっそり捨てました。