大統領のクリスマスツリー

12月に入り、街のあちらこちらにクリスマスツリーが飾られています。

■サーカス広場前のクリスマスツリー










金属で骨組みを作り、そこに本物の木の枝を差してツリーを形作っています。
周りにいる人と比べると、その高さがわかると思いますが、5～6階建ての建物くらいはありそうです。

■とある学校の前にも


■Berkararの前にも


■テケバザールの前にも


こうもあちこちにあると、ありがたみが薄れてしまうのも事実。
それにしても、イスラム教徒が大半を占めるこの国で、ここまで盛大にクリスマスを祝うというのが不思議。

■職場の玄関前にも

天使の贈り物

大家さんが買ってくれたラジエーター。


じんわり暖かく、足元に置いておくには最適です。
ご自宅で使っていないものがあればお借りしたい…くらいに思っていたのに、わざわざ新品を購入してもらえるとは。
神様・仏様・大家様。
ちょっと早いクリスマスプレゼントです。

さて、今日はロシアバザールで毛糸の靴下を2足買ってきました。
羊毛でしょうか、「質実剛健」といった風情があります。



一足はくるぶし丈。（10マナト＝約320円）
こちらの女性たちが靴下と重ね履きしているのをよく見かけます。



もう一つは普通の丈。（20マナト＝約640円）
予想外だったのは、かなりチクチクすること。
こちらも靴下と重ね履きした方が良さそうです。

どちらも驚くほど保温性が高く、我が家の冷たい床の上も平気で歩けます。

■イラン国境の山脈に雪が積もりました


山の向こうも寒いんだろうなあと思いを馳せています。

FROZEN

「レリゴー。レリゴー。」
頭の中を駆け巡っています。

昨日の朝の気温は－5度。


天気予報によると、午前11時までマイナスが続き、正午にようやく1度。最高気温も3度どまり。
間違いなく、自分史上最寒体験です。

外は、「寒い」というより「冷たい」。
2，3分も歩くと、顔の内側の水分が凍り付くような感覚になります。
「あ、これが『こごえる＝凍える』ってことなのかも！」と、まさに身をもって知りました。

極寒の国ではセントラルヒーティングのおかげで屋内は温かい、半袖でも平気なほどと聞いていましたが、悲しいかな我が家にはそんなものはありません。
1階であるためか、地面の冷気が直に這い上がってきて、まるで氷の上で暮らしているようです。窓からの隙間風も室温を下げるのに一役買っています。暖房の温度を最高に、風量をMAXにしても歯が立ちません。
恐るべしエルサ、もとい、冬将軍。

「少しも寒くないわ」という強がりも限界に来たので、大家さんに小型ヒーターをお願いしました。今はその到着を、首を長―――くして待っています。

ウェディング・シンガー

トルクメン人同僚の結婚式（披露宴？）に招かれました。
会場はレストラン。

「6時か7時頃に来てください」と言われていたので6時過ぎに到着すると、会場には既に結構な人が来場しており、テーブルを囲んで会食中。日本のように、「〇時開始」と厳密に決まっているわけではなく、来た人から食べ始める形式のようです。

案内されたテーブルは、新郎新婦が座るステージの真横。仕事関係の人が集められていたようです。
ステージには近いけれど、真横なので二人の表情は見えず、桟敷席みたいな位置づけでしょうか。
一方、ステージの正面には親族とみられる人々が座っており、こちらの方が「上席」のよう。日本とは正反対の席次だなあと興味深く見ながら、料理をいただきました。

そうこうしているうちに、ステージには男性歌手が現れ、会場は巨大ディスコへと変貌。
ステージ前のちょっとしたスペースに女性たちが集まり踊り始めました。
結構なアップテンポなのですが、ゆったりとした控えめなステップに腕をゆらゆらさせるダンス。
うーむ、これがトルクメン的ダンスなのか。
それにしても、Wi〇kも真っ青な無表情。
楽しいの？たぶん楽しいんだろうな、時々笑みがこぼれてるし。


個人的に一番気になったのは歌手。
1、2曲目は「これ、ほんとに歌ってる？それとも口パク？」というビミョーなラインをキープしていたのですが、3、4曲目あたりから、あからさまな口パク。マイク離しても声のボリューム下がってないし。も―誰だっていいよね、きっと。

■1曲目、2曲目あたり




■宴もたけなわになった頃


■マンティ―



餃子みたいな料理。ヨーグルトを付けていただきます。
初めて食べましたが、皮にほんのり塩気があっておいしかったです。