幸男の気がつかなかった心情があった。 2015-10-31 13:19:12 | 小説 幸男の気がつかなかった心情があった。夏子を相手にし、あまりにも近しい間には近親憎悪の素地があった、その素地に知らない間に乗りかかっていたことであった。 (つづく)