■まえがき
この内容は、7月2日の社長トークで話した内容の前半です。
会社説明会などでも説明しています。
■ はじめに
仕事のスキルは、いつ伸びるのか?
これを考えて仕事をすることはとても大切です。これを知っていれば、知らないよりも早く成長することができます。
■勉強のスキル
会社説明会では、学生に「あなたの勉強のスキルはいつ身につきましたか?」と聞いています。いろいろな答えが返ってきますが、一番多いのは受験の時です。中学受験、高校受験、大学受験と人によっても違います。しかし、勉強のスキルが伸びるタイミングは、多くの人が試験があった時なのです。試験は、今の自分の状況を明らかにします。得意な教科は、あまり勉強をしなくても良い成績が取れるかもしれません。そういう教科は、正しい方法で勉強できているということです。苦手な教科は、どんなに勉強しても上手くいかないかもしれません。そうしたら、勉強のやり方を変えなければいけません。勉強のやり方を変えて、次の試験を受けます。結果が良ければ、その方法を改良しながら続けて行けば良いですし、まだ良くなければ、さらにやり方を変える必要があります。勉強のスキルは、こうやって自分にあう勉強のスタイルを探すことで、身につけて行くのです。
■自分なりのスタイルをみつける
勉強のスタイルは、人によって全然違います。暗記が得意な人、論理的に考えるのが得意な人、紙に書くことで覚えられる人、口に出して読むと覚えられる人、図とかで整理すると覚えられる人。人それぞれに、いろいろなスタイルがあります。ですから、他の人のやり方を真似てみても、上手くいくとは限りません。そして、このことは、デージーネットでやっているような「考える仕事」では同じことが言えます。
■仕事のスキルを伸ばす
このことを仕事に当てはめると、スキルを伸ばすためには、自分のした仕事の評価を受ければ良いということになります。しかし、この仕事の評価をいつどうやって受け取るのかを考えていないと、気がつかないうちに過ぎて行ってしまいます。社会に出ると、学校の時のように誰かが強制的に試験をしてくれるような状況はありません。その機会は、自分で受け取る必要があるのです。
■デージーネットのやり方
デージーネットでは、仕事の評価を受け取れる機会をたくさん作るようにしています。
・お客様へのアンケート
初めてのお客様への納品後には、必ずアンケートを取ります。このアンケートで、お客様の満足度を知ることができます。
・リフレクション
プロジェクトの終了時には、リフレクション(振り返り)会を行います。チーム全体で、今回の仕事のどうだったのかを振り返ることができます。
・計画表
毎月、目標を決めて、何らかの取り組みをします。目標は、部会などで発表します。また、前月の結果も振り返ります。振り返りに対して、周囲の人たちからのフィードバックももらえます。
・日報
多くの社員が日報の中に、次の日の計画や目標を記載しています。そして、その計画が上手く言ったかどうかを毎日振り返ります。また、日報を読んだ周囲の同僚や先輩からも、コメントが送られてくることがあります。何か上手く行ったことや失敗したことがあったのに、その振り返りがされていないと、厳しい突っ込みが来ることもあります。
■振り返りを楽しむ
こうして、仕事の評価をしたり振り返りをすると、とても落ち込んでしまう人もいます。特に、何か大きな失敗をした時などは、その評価を受けることが辛いこともあります。しかし、こうした評価を受けるのは、自分の仕事のスキルを伸ばすためです。そう考えれば、失敗は最大の学習の機会ということになります。もし、失敗をしたことを振り返らず、そのまま過ぎて行ってしまうと、それは単なる失敗で終わってしまいます。しかし、それを振り返って、自分のスキルの向上につなげることができれば、失敗は「良い経験」に変わります。仕事には、経験を積むことが必要ですが、振り返りをしない人は長く仕事をしても経験を積むことはできません。
反対に、仕事ができる社員は、良かったことも悪かったことも必ず振り返ります。特に、何かの目標を持って一生懸命取り組んだり工夫をしたりして取り組めば、その結果を知ることは楽しいことです。
私の経験では、一生懸命に仕事をしていない人は、振り返りがとても嫌いです。絶対大丈夫という自信がないからです。つまり、仕事は胸を張って誇れるような次元まで頑張ってやると、楽しく振り返りをすることができ、どんどんスキルが伸びて行くのです。
■終わりに
振り返りのやり方にもコツがあります。機会があったら、そのことについても書いてみたいと思います。
この内容は、7月2日の社長トークで話した内容の前半です。
会社説明会などでも説明しています。
■ はじめに
仕事のスキルは、いつ伸びるのか?
これを考えて仕事をすることはとても大切です。これを知っていれば、知らないよりも早く成長することができます。
■勉強のスキル
会社説明会では、学生に「あなたの勉強のスキルはいつ身につきましたか?」と聞いています。いろいろな答えが返ってきますが、一番多いのは受験の時です。中学受験、高校受験、大学受験と人によっても違います。しかし、勉強のスキルが伸びるタイミングは、多くの人が試験があった時なのです。試験は、今の自分の状況を明らかにします。得意な教科は、あまり勉強をしなくても良い成績が取れるかもしれません。そういう教科は、正しい方法で勉強できているということです。苦手な教科は、どんなに勉強しても上手くいかないかもしれません。そうしたら、勉強のやり方を変えなければいけません。勉強のやり方を変えて、次の試験を受けます。結果が良ければ、その方法を改良しながら続けて行けば良いですし、まだ良くなければ、さらにやり方を変える必要があります。勉強のスキルは、こうやって自分にあう勉強のスタイルを探すことで、身につけて行くのです。
■自分なりのスタイルをみつける
勉強のスタイルは、人によって全然違います。暗記が得意な人、論理的に考えるのが得意な人、紙に書くことで覚えられる人、口に出して読むと覚えられる人、図とかで整理すると覚えられる人。人それぞれに、いろいろなスタイルがあります。ですから、他の人のやり方を真似てみても、上手くいくとは限りません。そして、このことは、デージーネットでやっているような「考える仕事」では同じことが言えます。
■仕事のスキルを伸ばす
このことを仕事に当てはめると、スキルを伸ばすためには、自分のした仕事の評価を受ければ良いということになります。しかし、この仕事の評価をいつどうやって受け取るのかを考えていないと、気がつかないうちに過ぎて行ってしまいます。社会に出ると、学校の時のように誰かが強制的に試験をしてくれるような状況はありません。その機会は、自分で受け取る必要があるのです。
■デージーネットのやり方
デージーネットでは、仕事の評価を受け取れる機会をたくさん作るようにしています。
・お客様へのアンケート
初めてのお客様への納品後には、必ずアンケートを取ります。このアンケートで、お客様の満足度を知ることができます。
・リフレクション
プロジェクトの終了時には、リフレクション(振り返り)会を行います。チーム全体で、今回の仕事のどうだったのかを振り返ることができます。
・計画表
毎月、目標を決めて、何らかの取り組みをします。目標は、部会などで発表します。また、前月の結果も振り返ります。振り返りに対して、周囲の人たちからのフィードバックももらえます。
・日報
多くの社員が日報の中に、次の日の計画や目標を記載しています。そして、その計画が上手く言ったかどうかを毎日振り返ります。また、日報を読んだ周囲の同僚や先輩からも、コメントが送られてくることがあります。何か上手く行ったことや失敗したことがあったのに、その振り返りがされていないと、厳しい突っ込みが来ることもあります。
■振り返りを楽しむ
こうして、仕事の評価をしたり振り返りをすると、とても落ち込んでしまう人もいます。特に、何か大きな失敗をした時などは、その評価を受けることが辛いこともあります。しかし、こうした評価を受けるのは、自分の仕事のスキルを伸ばすためです。そう考えれば、失敗は最大の学習の機会ということになります。もし、失敗をしたことを振り返らず、そのまま過ぎて行ってしまうと、それは単なる失敗で終わってしまいます。しかし、それを振り返って、自分のスキルの向上につなげることができれば、失敗は「良い経験」に変わります。仕事には、経験を積むことが必要ですが、振り返りをしない人は長く仕事をしても経験を積むことはできません。
反対に、仕事ができる社員は、良かったことも悪かったことも必ず振り返ります。特に、何かの目標を持って一生懸命取り組んだり工夫をしたりして取り組めば、その結果を知ることは楽しいことです。
私の経験では、一生懸命に仕事をしていない人は、振り返りがとても嫌いです。絶対大丈夫という自信がないからです。つまり、仕事は胸を張って誇れるような次元まで頑張ってやると、楽しく振り返りをすることができ、どんどんスキルが伸びて行くのです。
■終わりに
振り返りのやり方にもコツがあります。機会があったら、そのことについても書いてみたいと思います。
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