さんぽと読書

毎日の日課がワンコとのさんぽで趣味は読書。専業主婦のゆるい毎日の日記です

天気はよくないしパグは寝てるし

2022-05-15 15:59:00 | 日記
そろそろ朝のさんぽは5時頃行くように。

さわやかでいい頃なのに
ここ何日か雨だったり、
どんより天気の日が
続いています。

1日外に出ないとワンコもつまらないようで
渋々といった感じで、

小雨のなかカッパでご近所まわり。

わたしはあちこち痛いので
雨は嫌なものの、
短い距離で良いのだけれど、、、。

晴れてくれないかなぁ。

ぐーぐー寝てるワンコ。

隣りで、本読んでるつもりが、
いっしよに寝てました、、、。


「主婦っていいよね〜

ちっ、面倒くさいムスメめ。






読んでた本

「思い通りにいかないから人生は面白い」

曽野綾子

三笠書房













羊は安らかに草を食み

2022-05-01 20:33:00 | 日記
認知症を患っている
まあさん。

夫、三千男は、
まあさんの心のつかえを取り除いて
安心した場所を用意してやりたいと、
まあさんの二十年来の友人アイと富士子に
まあさんの暮らしてきた土地をたどる
"最後の旅"に連れ出すことを頼んだ。

大津、松山、五島列島、、、。

まあさんを知る人を探しながら旅を続けると、アイと富士子は、まあさんが満州からの引き揚げ者だったことを知る。

まあさんの心のつかえが何なのか。

まあさんとアイと富士子の、穏やかな中にも
緊張がある旅と、

満州での集団自決で、たった一人生き残った
十一歳のまあさんの壮絶な体験が交互に話は進んでいく。

面倒見がよく子ども好きなまあさんの二十年来の友人にも話すことができなかった過去に、ページを繰る手が止まらない。

共に旅をする
アイにも富士子にも抱えるものがある。

旅が終わった時、まあさんは
自身の終戦を手にしたのだと思う。

そしていっしょにに旅をしてきた
アイと富士子にとっても意味のあるものに
なっていた。


「別れる辛さより
 出会えたことを喜びましょう」

心にしみる本でした。




予報通り午後から雨が降り出しました。

ワンコにカッパを着せてさんぽの準備をしたものの、

一歩も動きません

「今日は行かないよ雨降ってるから

と言ってるような、、、




ふて寝してます



羊は安らかに草を食み

宇佐美まこと

祥伝社