工房楔のイベントやります！9月20日（土）～23日（火・祝）

当店の創業記念（9月23日）イベントとして、毎年この時期に工房楔さんに出張販売をしていただいてます。

忙しい中スケジュールをやりくりしてギリギリまで製作されて、本当にたくさんの商品を持って来てくれます。
毎回、そのボリュームに圧倒されます。（↓この画像は以前のイベント時のもので、その時々で時計やトレイなども持ってこられます）



イベント当日の早朝、工房楔の永田さんは岐阜から車で到着されます。そしてさすがに回数を重ねたイベントだけあって、私達も含め手慣れた手順でセッティングしていきます。
永田さんはてきぱき動いていますが、私達は並んだ端からついつい眺めてしまいます。
何となくいつの間にか増えた私の楔商品たち。



イベントを始めたころから、パトリオットボールペンを何か1本欲しいと思っていました。
杢目とは出会いです。
これが好きだな！と思える杢に出会うまでう～～～ん、と我慢していて、3年目に出会ったのがこの「花梨紅白」です。



少し細身で白い部分の入り方が絶妙・・でしょ。磨かずに使っていると、1年くらいで自然な艶が出てきます。
自分が育てている気がして、とても大切に思えます。
ちなみにスネークウッド（↓）は磨いてみました。ツヤツヤで石のようになってくると、持つのも嬉しくなります。



コンプロットは10が花梨、４は楓糸縮み杢です。楓は「スタッフKさんのために持ってきたよ」という殺し文句で永田さんに渡されました。
確かに楓がいいな！って言いましたけど～。



結局手に入れてみると、「持ち運びの際にゼッタイ保護してくれる感」が素晴らしく、どの４本にしようかウキウキしている自分がいました。
コンプロット４はお持ちの方に女性も多く、内装を明るいブルーにしたりカスタマイズしている方もおられます。いいですね～！



10は机上に置いておく贅沢品・・というわけでもなく、実はとっても実用的です。
厚みがあるので開いておいてもそのまま自立します。120度くらいにしておいて、どの万年筆を使おうかとか、色を変えようとか、色々考えて取り出せます。
並べ方も結構こだわってしまう所ですが・・。
私のコンプロットは結構華やか。店主のはほぼ黒軸なのでシックです。

たくさん木の商品を見て、触れていると、だんだん自分の好きなものが分かってきます。最初は同じに見えていた同じ素材のペンでも、「こっちの方が好きだな」と感じるようになる。
一度にたくさんの商品を見るのはなかなか難しいけど、イベントならそれができます。
ぜひ、4日間のうちどこかでお時間作っていただきたいと思います！


＊期間中、9月22日（月）は午後2時まで永田氏が不在です。
＊最終日は6時まで（お店は7時まで）となります。

麗しのうるし

一見そうとは分からないけど、手にすると吸い付くような手触りでうっとりするのが「漆塗り」です。

樹脂軸と漆軸、遠目にはあまり分かりません。いや、分かる人には分かるんでしょうけど。
でも手にしてみると、しっとりと滑らかな手触りは特別な感じがします。

パイロットで昔からあるモデルに、「デラックス漆」というのがあります。
これは15,000円（税別）で漆塗りの感触を味わうことができます。



カラーもブラック・ディープレッド・ダークブルーと揃っていて、どれもうるし特有の色をしています。
ペン先もクラシカルなデザインのままで、こう見えて柔らかいタッチです。
真鍮にうるし塗りなので、重量感もしっかりあってお勧めの1本。






そしてパイロットのカスタム845！これは長さ・バランス・重量感・書き味に抜群の安定感を誇ります。さすがの50,000円（税別）クラス。



万年筆と言えばこの形。横たわっているだけで貫録がありますね。



何というか、艶めかしい感じ。静かな迫力があるというか。しかも845は樹脂より熱伝導しにくいエボナイトを軸にしているため、インクが少なくなっても手の熱で温められてインクが漏れるという現象が起こりにくい。さりげなくできる男、みたいですね。


この2種類の万年筆には、キャップの裏側にひっそりと控えめに「URUSHI」と表記がしてあります。




一見普通の万年筆だけど、ずっと触っていたくなる感触は所有した人だけの楽しみでしょうか。
私の場合うるしの良さが分かったのは結構な大人だったけど、最近は若い人でも最初の1本にデラックス漆を選ばれたりします。

初めての1本でも、きっとこれはずっと使い続ける1本になると思います。

「そんなに違うの？」と思われたアナタ、ぜひ手に取ってみて下さい。


＊ホームページへのリンク＊

⇒パイロット　デラックス漆
⇒パイロット　カスタム845

新色ペンケース入荷しました

全国8000万人のエッグシェルファンのみなさま、お待たせ致しました！

かねてからお願いしていた「ペンレスト兼用万年筆ケース・エッグシェル」が入荷しました！
シュランケン・カーフの色の中でも人気を誇る優しいオフホワイトのエッグシェルで作っていただきましたが、万年筆を挿してみて感動したのです。

ロゴを金箔押し、ステッチを光沢のある薄いブラウンで仕上げていただいたので（金色に見える）、とってもゴールド仕様の万年筆に合います。

例えば、こんな感じ。ウオーターマンのカレン、パーカーデュオフォールドパール＆ブラック、ペリカンM400ホワイトトータス。



エレガントさ120％ですね。
といって、ゴールドしか合わないという訳ではなく、シルバー仕様にも合います。



クリップの色を揃えて、ポイントになる色があると華やかに映えます。
私は自分の好きなブルーで合わせてみましたが、すっきりしてとてもきれいです。

ちなみに裏革の色が2色あって、



ラベンダーとサーモンです。

ペンケースがあって、2本・3本と入るとき、どうしてもその組み合わせが気になったりします。
一緒に持つと素敵さが倍増するし、同じシリーズのボールペンと持ってもいいですね。

まあ、こうやって本数が増えていく訳ですが・・。

エッグシェルと万年筆の組み合わせ、しばらく堪能してみたいと思います！


＊ホームページへのリンク＊
⇒新色入荷！オリジナルペンレスト兼用万年筆ケース（3本差し）