怠惰らぼっちなおおかみ

へたくそながら、自分で撮った写真や、イベントがあった時などの時事についての感想を書いて行きます。by月風狼

感動した物語<文化への感動と、今の状況の憂い>

2016-08-21 17:41:45 | 風景

今日、秋葉原に行って、ロイヤルホストで昼食してた時に読んだブログで紹介されてた話に、ものすごく感動したので、その部分を転載させていただきます。

 転載元は「澤藤統一郎の憲法日記」(http://article9.jp/wordpress/)タイトルはお堅いですが、内容はけっこう分かり易いです。

 では、転載させていただいたものを。

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 エッセイのタイトルは、「君をハグしていい?」というもの。

 筆者西川悟平(1974年生)はニューヨーク在住で、「7本指のピアニスト」として知られている人だという。

 

 2年前の1月の寒い日、二ューヨークのマンションで2人組の泥棒にあいました。夜10時ごろ、ノックの音に、ルームメートの友達だと思いドアを開けると、黒人とラテン系の男が入ってきて、注射器を突きつけられました。中には透明な液体が入っていて、なんだか分からないままホールドアップ。1人が僕に注射器を突きつけている間、もう1人がクレジットカードやパソコンなどを盗みだしました。

 初めはすごく怖かったのですが、だんだんと怒りに変わり、その後「何が彼らをこんな行動に駆り立てたんだろう?」と好奇心に変わりました。アメリカの大学で心理学を学んだことがあったんです。

 恐る恐る「しゃべっていいですか?」と聞くと「うるせえ! 黙れ!」。「ごめんなさい! ただ君たちがどんな幼少期を過ごしたのか…なんでこんなことをしなくちゃいけなくなったのか…そう思っただけです!」

 するとラテン系の男が一瞬動きを止めて、「お前にあのクソ痛みが分かるか…俺の親父は俺が子どもの時から俺に性的虐待をしてきた。母さんは、俺が物を盗ってきたら愛してると言ってくれたんだ」。僕は涙が出てきました。「つらかったね…。あるものはなんでも盗っていいから! 君をハグしていい?」。彼は「俺に近づくな! 今センシティブな(感じやすい)気分なんだ!」。注射器を持っていた男は「お前は日本人か? お前らは、人を深く尊敬する文化があるから、俺は好きだ」と言いだしました。

 「日本から届いた緑茶があるけど飲みますか?」と聞くと、2人とも「飲む」と言うのでお茶を沸かし、3人で話しました。ラテン系の男が翌週に誕生日だというので、ハッピーバースデーをピアノで演奏しました。時計は明け方4時を指していました。

 僕自身アメリカではひとりきりで、指に病気を抱えながらピアニストで頑張ってると伝えると、「お前ならきっと1年後には笑って過ごせる日がくるさ」と応援してくれました。僕は「あなたたちは、人間としての素晴らしい価値があるから、お店で働くなり、アルバイトをするなり、何か必ずできる仕事があるはずだ」と伝えました。

 2人は、僕のマンションの壊れかけた暖房設備を修理し、盗んだものをすべて返してくれ、「次から相手を確認するまでドアを開けるなよ」とお説教。明るくなりはじめた頃、出て行きました。1人ずつハグをして「お前に会えて良かった」と言って。

 僕は翌年そのマンションを引っ越しました。彼らが元気で幸せであることを願っています。

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 これを読んでて、店内であるにも関わらず、涙があふれてきました。かろうじて落涙、嗚咽はしませんでした。

 悲しくて涙が出てきたのではないんです。感動しての涙でした、人はなんて素晴らしいんだと。

 

 これと似たようなエピソードが、夢枕獏さんの陰陽師に出てくる、源博雅にもありました。

 自宅に泥棒が押し込み、家具等、根こそぎ盗んでいくんですが、その後、源博雅が吹く笛の楽に感動して、泥棒が盗んだものをすべて返してに来るんです。

 

 また、アニメでも超時空要塞マクロス(初代マクロス)の劇場版でも、戦闘中にリン・ミンメイの歌が響き、それがゼントラーディー(敵方の戦闘クローン種族)の心から、文化の鐘を共鳴させて、ただ命令の為に争うのでは無く、文化を取り戻すために戦うと変わる姿、これも似ています。

 当時、劇場で涙を流してました。今でも、「愛おぼえていますか」を聞くと、この時の感動を呼び覚まされます。

 

 この3つのエピソード、どれも自分には感動でした。そして、そこに共通しているのは、「文化」なんです。人が人であるために、あたりまえに持っているもの、それが「文化」だと思っています。先のマクロスでは、戦闘に不必要として、ゼントラーディーは、文化を剥奪されていました。そして人に戻るために、文化を取り戻そうとしたのです。

 今、この文化をないがしろにし、文明や科学の発展の名の基、大学の各部を潰したりして封殺しようとしている動きがじわりじわりと浸食してきていることに、怖気を感じます。

 

 いつものような、写真ブログでは無くて申し訳ないですが、ツイッターでは書ききれませんでしたので、ブログにさせていただきました。

 

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神戸ルミナリエ 2015.12.13 2015年最終日

2015-12-23 13:48:02 | 風景

 ずいぶん時期が過ぎてしまいましたが、阪神大震災の鎮魂の灯り、ルミナリエに行って撮影してきてました。

 最近、人が少なくなってるってことで、そこここで、100円寄付をいつもの3倍ほどもしてきましたね。

 で、今回は初めて鎮魂の鐘も鳴らしてきました。最終日だったからか、列がわりと短かったので並んだんですね。長いと待てないんです。

 

 毎回、列の流れが変わるんですが、今回は、並んでる列の途中で、少し見える流れでした。

 列の途中で見えるホテルがいい感じのライティングでしたね

 

 入り口にくると、今回、いままでで一番きれいでした。

 

 天井、壁とあって、光の奔流で、カメラの感度やシャッタースピードを上げないと白く潰れる程でした。

 

  

入り口を過ぎると、いつものパターンでした。

通り抜けて、振り返りもきれいなんです。

東遊園のメインドームも、レンズを変えたりして撮ってます。

横の水面にも綺麗に光が映ってました。

 

 本当のメインはこれ、鎮魂の鐘

 

 

最後にもう一度振り返って、ドームを撮影

ホワイトバランスがAUTOなので、焦点位置が少しずれると、色味がこんなに違ってくるんですね。

 

 

 

ポストカード「神戸ルミナリエ」photo by今西正明  ポストカード-えはがき絵葉書postcard-
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神戸どうぶつ王国に行ってきました 2015.10.25 (動物編)

2015-10-27 02:49:16 | 風景

 ここで、すっごい可愛いことを発見した動物がいます。

 アルパカやカピバラもいますが、それに比べたら・・・、ですね。その動物は写真のコメントで紹介します。

 

 まず、アルパカ。太陽の向きで、ちと撮り難かったですね。

   

正直、お顔はあまり可愛くない気がしましたね。

 

カンガルーも柵なしで、しかも触れ合えます。寝てる子が多かったんですが、これがまたカワイイ。

    

 なんと、枕を抱いて寝てのもいたんですね。

 

駱駝。エサをやってる人多かったですね。前にサファリパークで、手にエサを持ってあげた時、手首まですっぽり咥えられたことがあります。

 

陸ガメですね、4~5匹が動き回ってました

 

 カピバラさん。何匹いたかなぁ。足元に寄って来たりしてました。

  

エサをあげると、早い!カメラを構える暇をくれませんでしたので、構えてからあげました。

   スルスルと口の中に。

こんな風に触ることができます。

 

オットセイ。最初寝てましたが、その後鳴き声がするので、どこやと思ったら、彼が鳴いていました。

水の中の動きはきれいでした。水槽越しなので、自分が映り込んでいますね。

 

鹿もいました(あまり撮ってない)

 

ビーバー。寝姿がぁ・・・。

 エサを食べてるところです。

 

ワオキツネザルも、柵無しなんですよ。

 お腹の所に、子供がいます。

 今回は撮れてませんが、地べたに座ってる姿は、酔っ払いのオッサンにしか見えません。

 

 最後に、今回、夢中になる程可愛かったのは、ナマケモノです。

つぶらな瞳がたまらない!

  

 

 しぐさもかわいい! 動くとき、手足がぷるぷる震えてるんですよ。触ってはいけないんですが、触れる距離にいます。

 近づき過ぎて、爪でカメラを引っ張られました。他の人はスマホを引っ張られてましたね。

 普段は、樹の上でじっとしてるんですが、この時はめっちゃ動いてくれてました。コアラなんて目じゃないです。

 抱きかかえたくなる衝動を抑えるのに苦労しました。

 

 最近リツィートばかりで、コスプレ撮影会写真あげてないので、今度はそっちをあげる、あげれたらいいなぁ。 

 

 

カピバラ
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神戸どうぶつ王国に行ってきました 2015.10.25 (鳥編)

2015-10-27 02:14:34 | 風景

 蓮花編で、あらかた書いたので、ここはすぐに写真にいきますね。

 

まずはフクロウから

  

おとなしくて、この場所でじっとしてましたね。

次は水辺の鳥です。

    

   

  

ペンギンも触れないですが、かなり間近で見ることができます。

   

この鳥は、腕に留ってくれますが、エサ(有料)を持ってる人に優先して留ってました。

 

最後に、ココの看板鳥のハシビロコウです。

 これ、柵も無いんですよ。こんなに柵が無いのは他で見たことないですね。

 

 次は、動物編です。

 

ハシビロコウ
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神戸どうぶつ王国に行ってきました 2015.10.25 (蓮花編)

2015-10-27 02:03:20 | 風景

 日曜日にふらりと、神戸ポートアイランドの南端、神戸空港島の手前にある、神戸どうぶつ王国に行ってきました。

 場所は、あの「2位じゃダメなんですか」の京コンピューターのあるところで、駅名も「京コンピュータ前」です。

 入場料は、大人1,500円と、他の動物園に比べてちょっと高いですが、行って見ればわかりますが、損はありません。

 子供も楽しんでますが、よ~く見ると、大人の方が楽しんでいます。子供は出汁にされている感がありますね。

 ここの特徴は、ほとんど檻が無い事。大型の動物はほとんどいません。一番大きいのが駱駝です。

 そして、動物と触れ合える事。猫や犬、兎は、ニャンタッチ、ワンタッチ、ピョンタッチとのコーナーがあって、長蛇の列になっていました。

 アルパカのお散歩時間には、囲いから出てお客さんと一緒に歩いて、広場で触れることができます。

 カンガルーにも触れることができますし、牧羊犬のショーもあったり、ポニーや駱駝にも乗れるようです。

 一部は別料金になっていますので、注意が必要ですが、100円~300円です。

 他には、カピバラと一緒に遊べる、触れられる、エサ(有料)もあげられるのが凄いです。上野動物園では囲いの奥の方に居て、見るのがやっとなんですが、ここではすぐ横に居ます。

 他にも白鳥やカモ、ペリカン、ハシビロコウ等の鳥類が、柵も無しで間近に見ること、一部は腕に留らせることもできます。

 むっちゃお薦めですので、興味が涌きましたら、一度行って見て下さい。

 

 で、写真もけっこう撮っていますので、蓮花編、鳥編、動物編の3回に分けて掲載します。

 動物以外にも、花の種類も多いので、花を見るのもいいですよ。特に蓮の花、こんなに色んなのがあるとは思ってなかったです。

 では、いっきに載せていきますね。

     

     

     

 これは・・・、幼児が乗れるやつです。

 蓮は、こんな風に放射状に葉や花をつけていましたね。

     

 小さい写真はクリックで大きい写真が表示されます。

 

 次は、鳥編です。

 

 

LEDライト・蓮華のかがやき 2個組
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松栄興業
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