タマリンドの樹のしたで

カンボジアの国境域で。甘酸っぱい果実をほおばりながら樹下で談笑。ありふれた日常からラオ人の・クメール人の生活を届けたい。

心の赴くままに

2019年05月22日 | つれづれ日記
どうしても会いたいときは、 我慢をしないほうがいい。 タイミングというものはやっぱりあって、 心がソワソワするときは、そういう頃合い。 高尾の春に会いたくなった。 いたいた。 イカリソウたち。 北側斜面に控えめに。 いつもと同じ道というのもいい。 私は結構そういうタイプ。 新しいところを狙おうとか、新しい発見を期待してとか、 そういう前にじっくり同じ道をなんどもなんども。 同じ道なのに、 . . . 本文を読む

霧を抜けたその先に

2018年08月19日 | つれづれ日記
どこからともなくやって来る。 みるみるうちに視界は真っ白。 霧がかかって、周囲は白い世界に覆われた。 至仏山。 指折り数えてもいなかったのだが、母によると14年ぶり。 まだ、山頂から山の鼻へと下りられたときだった。 今回は、鳩待峠から登って鳩待峠に下りる。 同じ道を引き返す。 だのにやっぱり、山はすごい。 同じ道のはずなのに、一刻たりとも同じ表情はない。 悠然と、そこに微動だにせず佇む姿、 そ . . . 本文を読む

2018年05月28日 | つれづれ日記
たしか、 お盆の一連の儀礼が終わって、 雨季もそろそろ終盤だという、そんな頃。 さぁ稲刈りだ。 農作業も調理もものすごく手際よい。 肉付きのよい身体なのだが、とにかく何でも早い早い。 ゆっくりやっているようで、いつのまにか終わってる。 何を言うわけでもなくて、文句も自慢も何もない。 少なくとも私にはそう見えた。 そんな彼女が大好きだった。 稲刈りと聞き、私もいそいそついていく。 雨あがりの朝、 . . . 本文を読む

ものは考えよう

2018年05月23日 | つれづれ日記
辛いこと、悲しいこと、もどかしいこと。 幸せな瞬間、喜び、楽しみ… たくさんの経験を経て歩いてこられた方々の一言は、 その一言だけで深みがある。 ものは考えよう。 ある日ラジオを聴いていたら、ある舞台俳優さんの一言。 お母さまがよくおっしゃっていたのだという。 物事をポジティブに捉える方だったそうで、 ネガティブに思えることも、「ものは考えよう」。 そう転じて、ポジティブに生きられていた。 . . . 本文を読む

そのうち

2018年05月09日 | つれづれ日記
美しいもの、面白いこと、 世の中にはたくさん溢れているから、 そっちを見よう、そちらに触れよう。 知らないほうがよいこともある。 気がつかなかったほうがよいことも、 分からなくてよいことも、ある。 知ってしまった、気がついてしまった、 分かろうと頑張ってしまった、 それで傷ついてしまったとしても大丈夫。 可愛らしいもの、笑ってしまうような出来事が、 周りにたくさん溢れているから、大丈夫。 ク . . . 本文を読む